第11回教育GPフィールド科学講義(12月18日)
 「どこかの畑の片すみで〜地域の知的財産を伝える在来作物のはなし〜」


 概要

 今回は、山形大学農学部准教授の江頭宏昌氏に、在来品種を生かした地域おこしで有名な山形の事例についてお話しいただきました。在来品種とは何かというお話に始まり、山形のカブなどの在来品種のお話や焼畑のお話、在来品種をいかした食材などスライドを用いて実例をお話いただけました。また、在来野菜の文化的な側面についてもお話ししていただけました。広島県や中国地方にはどのような作物のどのような在来品種があったのか、学生には今後生かしていってもらいたいものです。

 ギャラリー


 学生のコメント

自分が普段何気なく食べているものも食文化が深く関わり、西日本と東日本で大きく異なっているものがあるということを再認識できた。

地域の特徴などを知ることができた。そして、カブと焼畑は人間が生きていくためのヒントになることを初めてしった。

山形では多様なカブを作っていることに驚いた。また、カブの焼畑が70年という長いサイクルでおこなわれていることを知った。

焼畑は悪い面がクローズアップされているが、病害虫の被害が少なく、普通の畑の作物よりもおいしいなどの良い面があることを知れて良かった。

カブの種類の多さに驚いた。こんなに多くのカブがあるなら、特産物としても利用しやすいのではないかと思う。複数の種を用いて、各々が一番おいしいと思われる調理法で作り詰め合わせっぽくしたら、色んなカブが食べることができていいと思う。

在来作物は育てにくいからといって、無くしていいものではない。

地域在来作物を調べていくことにより、地域の特色や歴史を知ることが出来るのだと思った。また、人々の考え方も変わり、在来作物から地域の枠を越えた「人々のつながり」が出来ることがわかった。

地域で人々の愛する作物があるのがいいなと思った。広島にもそんな作物があるのだろうか?

在来作物を利用して、地域を活性化させることができれば、それが在来作物をつくっている農家にとっての理想だと思う。農業従事者が減っている中、やはり在来作物を伝えていくことはとても大変であり、とても大切なことだと分かった。

日本原産の野菜の少なさに驚いた。在来作物が広島にもあるのか知りたくなった。