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【情報マネジメント専攻】専攻主催の学術講演会を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月16日更新

情報マネジメント専攻主催の学術講演会を914日に広島キャンパス1175講義室において開催しました。今回はカナダのConcordia大学からKhashayar Khorasani教授に来学いただき,「複雑な産業システムの診断,予後,健康モニタリング(Diagnosis, Prognosis, and Health Monitoring of Complex Industrial Systems)」というテーマで講演していただきました。講演概要は以下の通りです。

ガスタービン,航空宇宙システム,輸送システムなどの産業システムがますます複雑になり,製造業者やメンテナンス事業者に影響するコスト削減対策のため,システムの予後,および健康管理に関してよりインテリジェンスで自律的な機能と診断機能の必要性がますます高まっています。メンテナンスコストは,ほとんどの産業システムの所有コストと現在のメンテナンス戦略の大部分を占めています。メンテナンスコストは製造業者が提案したスケジュールに従って管理される予防的なものです。これらのスケジュールは,過去のデータ,経験的知識,および設計プロセスで実施されたテストに基づいており,システムの実際の状態とはほとんど関係ありません。メンテナンスコストを削減するには,実際に必要なときにメンテナンス動作を実行する予測および条件ベースのメンテナンスが望まれます。システムの健康管理分野で最近成果を上げた研究として,1)モデルベースのアプローチ,2)データ駆動型および計算知能ベースの方法,および3)ハイブリッドな方法3つのグループが挙げられます。ハイブリッドな方法とは,モデルベースおよびデータ駆動型/計算知能ベースを統合したアプローチです。これらの主な目的は,1)インテリジェントな自動データ分析機能と能力を提供すること,2)早期の検出とモニタリングによってメンテナンスコストを削減し,致命的な障害の可能性を最小限に抑えること,3)自律的でインテリジェントなヘルスモニタリング,診断,予後診断のためのモジュール化された概念を開発すること,4)労働集約的でエラーの発生しやすいデータ分析作業を伴うサービスエンジニアリングと保守作業の大幅な削減,5)実際のデータを操作できる堅牢で信頼性が高く,正確なモニタリング,診断,検証システムの開発です。今後は,ガスタービンエンジンおよび航空宇宙システムへの応用を提案し,提案された技術の能力を実証する予定です。

講演後の質疑応答では参加者からいくつかの質問があり,活発な議論が交わされました。

情報マネジメント専攻主催講演会1

講演会の様子

情報マネジメント専攻主催講演会2

K. Khorasani教授

情報マネジメント専攻主催講演会3

質疑応答の様子


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