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【生命科学科・生命システム科学専攻】田井教授の論文が国際誌Moleculesに掲載されました。

印刷用ページを表示する 2018年2月23日更新

 田井教授の論文が国際誌Moleculesに掲載されました。

以下、論文情報と要旨です。


Miura K, Morishita Y, Matsuno H, Aota Y, Ito H, Tai A

Anti-allergic activity of monoacylated ascorbic acid 2-glucosides.

Molecules, 2017, 22, 2202

 

要旨:

 親油性安定型アスコルビン酸誘導体6-Acyl-AA-2Gは、生体内でビタミンCとして知られるアスコルビン酸(AA)へ代謝されることで、AAを効率的に生体へ供給できる誘導体です。6-Acyl-AA-2GはこれまでAA供給源としての活性は多く評価されていますが、6-Acyl-AA-2G自身が持つ作用についてはあまり注目されていませんでした。本論文では、抗アレルギー作用に着目し実験を行ったところ、6-Acyl-AA-2Gがそれ自身で抗アレルギー作用を発揮することを見出しました。

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