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【環境科学科】 地域戦略協働プロジェクト(食品リサイクルループ形成促進)で,食品ごみを調査しました

印刷用ページを表示する 2017年10月31日更新

 環境科学科では,平成29年度県立広島大学地域戦略協働プロジェクト事業「学校給食の食品廃棄物を肥料化する食品リサイクルループ形成促進」において,庄原市環境建設部環境政策課様と協働で研究を行っています(事業代表者:環境科学科・西村和之教授)。

 本プロジェクトでは,一般廃棄物のうち食品ごみ(調理くず,食べ残しくず等のいわゆる生ごみ)を収集して肥料化し,その肥料で農作物を育て食材とする,食品リサイクルループの形成可能性を検討しています。食品ごみをリサイクルすることによってごみの減量化を図るとともに,庄原市におけるリサイクル率向上を目標としています。対象とする食品ごみは,学校や病院,宿泊施設等から排出されるごみに加え,将来的には各家庭から排出される生ごみも対象とできないか,検討することにしています。

 10月30日(月曜日)に,崎田研究室の学生5名が,庄原市内のA事業所から排出された食品ごみ(調理くず,食べ残しくず)を対象として組成調査を行いました。食品ごみを数種に分類後,各ごみの種類や特徴を観察して整理するとともに,湿重量を測定しました。

 今後は,肥料化の良否を判断するための成分分析,他施設の食品ごみ調査等を行い,有効な肥料化技術の選定や食品リサイクルループ構築のための基礎的情報を取りまとめる予定です。
(1)
調理くず:野菜の皮等(シメジ,玉ネギ,ニンジン,ゴボウ等)

(2)
食べ残しくず(米,大豆,ヒジキ,ニンジン等野菜,コンニャク,ワカメ等)

(3)
学生たちがよく頑張りました!



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