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【経営学科】平野ゼミ生が三重県で工場見学を行いました

印刷用ページを表示する 2018年10月9日更新

 平野ゼミは, 917日から19日にかけての23日で, 三重県伊勢にて「経営学専門演習Ⅰ・Ⅱの工場見学実習」を行いました。

 初日は, 工場見学実習の事前学習と卒業論文の進捗報告を行いました。工場見学実習の事前学習では, 二軒茶屋餅角屋本店の歴史や同店が製造する製品について学習しました。卒業論文の進捗報告では, より充実した卒業論文にするべく, 学生同士(34年生)で議論を交わしました。

 2日目には実際に二軒茶屋餅角屋本店にて麦酒蔵, かどや民具間, 角屋味噌溜まり蔵, 二軒茶屋餅本店を見学しました。ビールや味噌, 醤油などの製造工程などを教えていただき, 餅の試食やビールの試飲をさせていただきました。

 実習前は, ビールや醤油や味噌の作り方などを全く理解していませんでしたが, 事前・事後学習, 実習を通じて製造工程を知っただけでなく, 味の違いも理解できました。

 本実習の中で知り得た同店に関する知識は以下のとおりです。

●現在, 伊勢には地ビールの企業が7社あり, 同店は4番目に地ビール事業を開始した。後発企業であるにも関わらず, 現在の同店の地ビールの売上は7社中1位となっている。

●人気の理由として, 「KADOYA1」という独自の酵母を使用していること, 醸造学科出身の専門的な人材を招き入れて味の安定性が増したことなどがあげられる。

●現在は伊勢神宮外宮・内宮前にも販売店を出店し, 観光客を中心に人気を集めており, 地域の活性化にも貢献している。

 以上の背景・実績や製造現場を知り, 学生は, 本実習の目的である「ローカルブランドの形成」には大企業との差別化が必要であること, 当ゼミの研究テーマの一つである「人的資源」の重要性を改めて理解し, 経営学科としての知見を広めることができました。

(文責:経営学科4年高下・平野)

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