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平成29年度 重点研究地域課題解決研究活動報告(4)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月7日更新

 

離島における甚大な猪被害の歯止めとなりうる、エゴマ栽培による忌避効果検証と活用

概要

 

研究代表者

学部・学科

生命環境学部・環境科学科

職位

教授

氏名

三苫 好治

課題提案者

一般社団法人 Z e g o n

研究課題名

離島における甚大な猪被害の歯止めとなりうる、エゴマ栽培による忌避効果検証と活用

研究の概要

 研究者らはこれまでに,超音波によるイノシシ忌避原理の特許化並びにその装置開発を行ってきました。本装置は,センサー感知から超音波発信までのタイムラグ効果を組み合わせて,イノシシによる慣れを極力抑える手法(Time-delay ambush法:時間差迎撃法)を特徴とします。この方法によれば,一つの発信機からみてイノシシの移動速度及び侵入パターンが毎回異なることから,イノシシに超音波を照射する位置を常に変化させることが可能となり,自ずと慣れ防止につながる技術となっています。今回の研究では,エゴマ油と刺激物質であるカプサイシン(脂溶性,融点:62℃65℃)を利用し,油がカプサイシン自身の風味を包み込む効果を活用し,高濃度のカプサイシン溶液をイノシシに向けて大量投与する方法を検討しています。

活動状況

【研究期間内に明らかにすること】として,以下の研究小項目を設定しています。

〇エゴマの栽培:エゴマ栽培によるイノシシ害防止効果と島における栽培適性(甲村ユニット)

〇エゴマの組成分析:主に不飽和脂肪酸の定性と定量(三苫ユニット)

〇各種刺激物質とエゴマ混合液の調製と保存性の検討:主にカプサイシンやレモンなどの刺激物質とのエゴマ油混合液を調製し,有効成分濃度の決定と安定性評価(三苫ユニット)

〇装置改良と性能評価:ミスト発信機能を付加するための仕様決定と性能評価(三苫ユニット)と装置改良及びその現場設置とメンテナンス(外注)

〇現場試験:カメラ撮影などによる効果検証(三苫ユニット)

〇提案課題の総合的な解決策の提案:地元の方々との意見交換を行い,他地域との連携を含めた総合的な課題解決を提案する(三苫ユニット)

   以上の研究小テーマに対して,エゴマ栽培の実施と収穫,成分分析の準備,刺激物質の準備,試験装置の製作と設置,現場試験(動物実験の許可願い)について完了あるいは一定の成果を得た。引き続き,試験結果の再現性検証や精査を行い,「提案課題の総合的な解決策の提案」を行います。

三苫写真1         三苫写真2        

              エゴマ栽培開始                                             エゴマの生育の様子     

三苫写真3      三苫写真4

 刺激物質及び超音波照射装置の設置                         エゴマ収穫風景

 

 問合先

県立広島大学 経営企画室

〒734-8558
広島県広島市南区宇品東一丁目1番71号
電話番号 (082)251-9534(ダイヤルイン)
電子メール kikaku2@pu-hiroshima.ac.jp


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