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【実施報告】ジェリー・ホワイト氏講演会→「特別栄誉教授」称号授与式→若者との交流夕食会→平和公園・宮島訪問 について

印刷用ページを表示する 2016年10月25日更新

ジェリーホワイト氏講演会「特別栄誉教授」称号授与式若者との交流夕食会平和公園・宮島訪問

講演会について

平成28年10月15日(土)14:00~15:30,広島県庁の講堂にて,ノーベル平和賞受賞者(地雷禁止活動に関する功績)の「ジェリー・ホワイト氏」による講演会を実施しました。
本講演会には,本学にイギリスから留学中の5人の留学生を含め,約200名の皆さんが集まり,会場は熱気に包まれました。
講演会では,ホワイト氏の生い立ちにはじまり,20歳の時にイスラエルで地雷により自らの足を失った経験,その痛ましい経験をどのようなステップを経て乗り越えていったのか,その後,どのようにして社会変革をもたらすリーダーにまでなっていったのか等について,分かりやすい英語で熱心に語っていただきました。
当日は,本学の学生の他,県内の大学生(広島修道大学,比治山大学,広島都市学園大学,鈴峯女子短期大学,広島女学院大学,広島大学,広島市立大学等)や県内の高校生(呉工業高等専門学校,県立可部高等学校,県立祇園北高等高校,県立高陽高等学校,広島なぎさ中学校・高等学校,進徳女子高等高校,ノートルダム清心高等学校等)の皆さんにもご参加いただきました。
また,県外の大学生(関西大学,京都大学,兵庫県立大学,佛教大学,立命館大学等)の皆さんにも積極的にご参加いただき,講演後の質疑応答では,聴講者から次々と質問が出され,活発な議論が行なわれました。学生の皆さんにとっては,ホワイト氏の生き方や考え方から多くのことを学び,考えさせられる良い経験になったのではないかと思います。

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「特別栄誉教授」称号授与式

講演会終了後,広島県庁の応接室にて,「県立広島大学特別栄誉教授」称号授与式を行いました。
「特別栄誉教授(Honorary Distinguished Professor)」の称号は,教育上又は学術上国際的にもきわめて顕著な功績等を挙げた方に授与するものとして創設したものです。
ジェリー・ホワイト氏のご功績は,「高い志とたゆまぬ向上心をもって地域や国際社会で活躍できる人材を育成する」という本学の人材育成目標に合致するものであり,今回最初の授与者となっていただきました。授与式には湯崎県知事,アショカジャパン代表 渡辺奈々様にもご立会いただきました。

特別栄誉教授称号授与式-1 特別栄誉教授称号授与式-2 

特別栄誉教授称号授与式

若者との交流夕食会

この後,講演会に参加した本学の学生に,県外の他大学から広島に駆けつけてくれた若者にも加わってもらい,ジェリー・ホワイトさんとの夕食会を開催しました。
夕食会に先立ち,参加者全員で原爆ドームを見学しました。本学の学生が,ジェリー・ホワイトさんに英語で一生懸命,原爆のこと,被爆者のことを,広島の若者を代表して説明し,県外からの若者達も心静かに聞き入ってくれていました。
夕食会は,平和公園を望む元安川沿いのイタリアンカフェで行い,暮れなずむひとときを共に過ごしました。ジェリー・ホワイトさんと,これからの世界を創り出そうとする若者たちが熱く語り合った,希望に満ちた2時間となりました。

原爆ドーム訪問集合写真

夕食会

 平和公園・宮島訪問

 10月16日(日)は,朝9:00すぎから,本学の学生2名がホワイトさんを平和公園へご案内しました。資料館の中では,音声ガイドに従って,1つ1つの展示を丁寧に見て回られ,オバマ大統領来広の際のパネルの前で写真を取られました。公園内では,学生の説明にじっくりと耳を傾けられて,資料館をあとにしました。

平和資料館平和公園

その後は,世界遺産航路で一路宮島へ向かいました。宮島では,昼食に名物のアナゴ重をおいしく召し上がりました。その後は,学生の案内により,神社の境内を見て回ったり,居合わせた結婚式のカップルの写真を撮らせてもらったりしました。ホワイトさんは初めての来日ということで,神道や神社にまつわる神々,石灯篭などにも関心を示され,学生に様々な質問をされていました。駆け足の旅でしたが,ホワイトさんにとっても,学生にとっても思い出深い1日になったのではないかと思います。

鳥居の前で記念写真厳島神社をご案内