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健康科学科4年生が教職実践演習で「栄養教諭課程」における学修の総括を行いました。

印刷用ページを表示する 2013年12月27日更新
 健康科学科4年生が,教職実践演習で「栄養教諭課程」における学修の総括を行いました。教職実践演習は,栄養教諭として,食に関する指導と学校給食管理を,学校全体の教育目標から行える視点,栄養教諭(教員)としての使命感を理解す
ることを目的とした演習です。
 演習の前半では,教育実習を丁寧に振り返るとともに再度学校現場に出かけ、教育実践の課題と栄養教諭の使命について整理しました。演習の後半では,広島市立井口小学校の栄養教諭,熊谷陽子先生にお越しいただきました。給食を計画,提供することは教材づくりであり,食に関する指導における最大の強みであること,授業の主役は子どもたちであるということ,それを踏まえたうえで指導性を発揮することの難しさと楽しさ,指導は学級担任を中心とした連携が重要であること,連携に際しては,栄養教諭は食に関して自らが有する引き出し(=専門性)を効果的に選択・活用して各科目等の目標理解を助けるプロフェッショナルであることをお話しいただきました。また,「挨拶」「飾らない」「目立つ必要はない」「思いやり」「できないことはできない」「ごめんなさい」等,栄養教諭としてのみでなく,社会人として身につけておくべき心がけについてもご助言いただきました。熊谷先生が使命感を持ち,仕事に打ち込まれている姿は卒業前の4年生にとって,大きな財産になりました。
 本演習は,本年度初の試みでしたが,学生のみならず大学のスタッフにとっても,給食管理者が教育実践に携わることの可能性の大きさと難しさを再確認することができた貴重な機会となりました。
授業風景