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【作業療法学科】 総合臨床実習Ⅰセミナーを実施しました

印刷用ページを表示する 2019年6月18日更新

作業療法学科4年生が,総合臨床実習セミナー(1期)を実施しました 

 本日は,1期目の総合臨床実習を終えた4年生による事例報告会が行われました。その様子を,総合臨床実習のご紹介と共にお伝えします。

 

総合臨床実習セミナーとは

 県立広島大学作業療法学科では4年次に,9週間×2回の総合臨床実習を行っています。医療機関にいかせていただき,実際の臨床現場で学内ではなかなか経験できないリアルな作業療法を学びます。いわば4年間の総仕上げといった意味を持つ実習になります(とはいえ,実際には無事国家試験に合格し,作業療法士になった後からの研鑽が重要なのですが)。そして,その総合臨床実習で学んだことを振り返り,経験を深めるために,カリキュラムの一環として大学に戻った後に「総合臨床実習セミナー」を行っています。

 

学びを共有した事例報告会

 セミナー1日目の今日は,事例報告会でした。4年生が,それぞれの実習先で,「何を見(観)て」「何を聴き」「何を感じて」「どう考えたのか」そして,「どう思い」「どう伝え」「どう動き」「何を経験したのか」などについて事例を通して発表し,学んだことを参加者で共有しました。

 

2019総合臨床実習セミナー1期

     (活発なディスカッションに学びも深まりました)

 

4年生に感じた成長と頼もしさ

 今回の発表を通して,4年生の成長を感じました。よくまとめられたプレゼンテーションはもちろん,深まるディスカッションや事前準備の手際のよさなど,「いい経験をできたんだな~」としみじみ感じました。いい環境,いい人との出会いによって得た経験は,ひとに特別な力を与えてくれます。今回の臨床実習でお世話になりました,クライエントの皆さん,実習施設のスタッフの方々,4年生を支えていただきました方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 

明日の学びはプレイバックシアターで

 セミナー2日目の明日は,プレイバックシアターという,台本無しの即興劇を通じて実習を振り返り,その経験をより深いものにしていきます。(プレーバックシアターの詳細を知りたい方は,作業療法学科 吉川教授のホームページへ) 実は,プレイバックシアターを臨床実習の振り返りに用いるのは,県立広島大学作業療法学科独自の方法なのですが,実際に目の前に起こるものを見て,身体を動かし,言葉を発して表現することで得るリアルな体験としての学びは,4年生にとって貴重な経験になることでしょう。

 

実習の経験がつなげる今日,そして明日

 ひとが何かをすることで得た経験は,今日を充実させ,明日からの未来につながっていきます。素晴らしい経験をした4年生の皆さん。この経験を糧に,2期目の実習,特別臨床実習,そして国家試験へと突っ走っていきましょう!!(笑)