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公開講座「データサイエンティスト人材育成実践演習」を開講しました

印刷用ページを表示する 2019年9月12日更新

実施概要

 日時:令和元年824日・31日,97日 土曜日

      午後1時~530分 (全3回)

 場所:県立広島大学 広島キャンパス 経営情報システム演習室2

実施状況

 人工知能(AI)やIoTは我々の社会に第4次産業革命をもたらせており,様々な分野で国際競争が激化していますが,広島県内に限らず国内では,AI分野専門の人材は大幅に不足しています

 そこで,県立広島大学では,トップレベルの深層学習技術を研究開発した実績をもとに,社会人技術者を対象として,AI技術を活用した新たな事業・産業を創出する人材育成講座を昨年度から実施しており,今年度から履修証明プログラム「AI活用人材育成プログラム」を開設しました

 履修証明プログラムの対象講座として,次の公開講座3講座及び大学院授業科目1科目を実施しており,この度その2講座目の公開講座を実施し,社会人19名が受講されました

(1) 公開講座「即戦力となる人工知能人材育成のためのプログラミング講座~機械学習編~」

(2) 公開講座「データサイエンティスト人材育成実践演習」

(3) 公開講座「即戦力となる人工知能人材育成のためのプログラミング講座~基礎編~」

(4) 大学院授業科目「計算知能システム研究」

 本公開講座は全3回で構成され,第1回目は経営情報学科冨田哲治教授が「統計分析」をテーマに,第2回目・第3回目は,高度人工知能プロジェクト研究センター長市村匠 教授と同センター 鎌田 真 特命講師が「機械学習」,「深層学習」をテーマに,実践的な講義と演習を行い,RPythonを使ったデータ分析,医療データ分析,画像分析,テキストマイニングの基礎を学びました。

冨田教授

市村教授

鎌田講師

冨田教授による講義風景

市村教授による講義風景

鎌田特命講師による講義風景

 講座終了時の受講者へのアンケートでは,学んだことが今後の仕事に活用できそうと回答した人が多く(66%~72%)おられ,「R言語を初めて利用した。統計解析の仕事で利用したい。」,「身の回りの実データで実践してみたい。もっと先の実践シリーズもやってほしい。」,「今後もAIについて学ぶ機会を,このような形で提供してもらえると,たいへん助かる。」との声があり,高度なAI技術を学びたいというニーズに応えることができました。県立広島大学地域基盤研究機構では今後も履修証明プログラムや公開講座により,社会人に向けた学びの機会を提供していきます。