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【人間福祉学科】授業紹介_精神保健福祉論Ⅲ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年5月29日更新

精神保健福祉論Ⅲ

  担当:越智あゆみ

科目のねらい

 精神保健福祉論Ⅲは,精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための選択必修科目です。

 この授業は,初めての精神科医療機関での現場実習を前にした3年生を対象に,精神障害者の生活支援について考えていく授業です(全15回)。

授業の内容・進め方

 授業の冒頭に,毎回,小テストを実施して,前回の授業で学んだ知識を確認しています。また,学生がリアクションペーパーに書いた質問に答えたり,学生の感想や意見を紹介したりしながら授業内容の補足説明をしています。

 テキストを使って基礎的な知識についてわかりやすく説明し理解した上で,学生同士が小グループで意見を出し合うことで,主体的にテーマに取り組めるように授業を組み立てています。

第4回の授業を紹介します

 第4回は,クライシスケアシステム,地域生活支援システムの世界的動向について学びました。

 クライシスケアシステムでは,危機状態に陥ったときにどのように支援していくかということについて学びました。危機の時に,精神科の救急システムにつなぐだけではなく,当事者の日常生活に注目し,家族の力やピア(=当事者同士)の力,そして,何といっても本人の力に目を向けることの重要性について学びました。

 また,精神障害者のおかれた状況について,世界からみた日本の特徴について学びました。世界標準では,日本のような入院医療は特別なことで,すでに地域ケアに転換されていることが説明されました。
 
 授業の後半では,精神疾患を発症しやすい年齢である若者を対象とした啓発活動や健康教育が重要であることを学び,「若者層の健康教育や啓発活動について,どんな方法や手段が考えられるか」というテーマで,学生同士が少人数で話し合い,出されたアイデアを黒板に書いて全体で共有し,検討しました。

学生の感想を紹介します

「自分で,どんな時に症状の波があるのかを理解し,自分でクライシスプランを持っておくことで,自分にとっても支援側にとっても安心できるものになると思った。」

「啓発活動で大切なのは,目に触れることと,アクセスのしやすさだと感じました。」

「精神保健福祉士の活動として,地域への精神障害・疾患に対する健康教育や啓発活動が必要であると感じた。(中略)その時に,今日の授業の初めに出てきたような精神疾患は特別なものではなく,すべての人の生活の延長線上にあるという考えも大事であると思った。」

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