* 著書の紹介


17.『方言地理学の視界
〔概要〕小林隆・大西拓一郎・篠崎晃一編、2023年5月刊、勉誠出版、ISBN:978-4-585-38003-0
〔内容〕ことばの地域差や地理的変異は、なぜ、どのように成立するのか。/ある方言を他の方言から独立した絶対的な存在であるとみなす方言学に対し、方言はあくまでも連続的な様相を示す相対的な存在であると考える、「方言地理学」。故・佐藤亮一氏が開拓・提案した方言地理学の理論から、資料の生かし方、記述方言学との融合、文化・社会と方言との関係までを、隣接する民俗学や地理学などにも資する最新の成果を結集し体系的に紹介。次世代へとつづく方言地理学の視界を照らし、ひとつの道しるべとなる一冊/方言学の根幹を問い直す「方言地理学」の挑戦!

※以上の内容紹介は、勉誠出版のHPより引用


16.『明解方言学辞典
〔概要〕木部暢子編、2019年3月刊、三省堂、ISBN:9784385135793
〔内容〕方言学の広い分野を統合整理し、近年急速に研究が進んだ新しい概念も取り込んだ、初学者から研究者まで使える辞典!
方言学に親しみ、方言学を学ぶための1冊!
 ○引きやすい、読みやすいレイアウト。
 ○方言学の基礎から専門知識まで学べる、約190項目。
 ○新しい概念を多く取り込み、方言学の世界を大きく広げる。
 ○関連項目を見つけやすい、便利な「目次索引」・「英日対照表」。
 ※以上の内容紹介は、三省堂のHPより引用



15.『日本語学大辞典
〔概要〕日本語学会編、2018年10月刊、東京堂出版、ISBN:9784490109009
〔内容〕『国語学大辞典』で採用した「中項目主義」をさらに徹底し、一項目に必要かつ十分な記述を盛り込んで、最先端の日本語学と関連諸領域の研究成果を世に広める最新、最高水準の大辞典。
【本書の特長】
① 内容豊富な約800項目を収録し、400名余りの執筆陣による、日本語に関する新たな 「知の体系」の構築を目指した。
② 関連する項目を一括して参照するための「分類項目一覧」を完備して縦横無尽の活用を可能にした。
③ 関連領域の飛躍的拡大に伴い、日本語教育、日本語情報処理など幅広い分野を視野に収め、海外の研究者、若手研究者や学生の利用にも十分な配慮をした。
④ 充実した「索引」を完備して詳細な事項・人名・書名・資料名等の検索に万全を期した。
⑤ 付録として、索引、日本語年表、日英用語対照表、方言分布図、平仮名字体表等を付す。
 ※以上の内容紹介は、東京堂出版のHPより引用



14.『シリーズ〈日本語の語彙〉8 方言の語彙 ―日本語を彩る地域語の世界―
〔概要〕小林隆編、2018年10月刊、朝倉書店、ISBN:978-4-254-51668-5
〔内容〕方言の語彙を自然,歴史,発想,分布,世代,継承など様々な視点から探る。〔内容〕風と天候/生活・生業/キリシタン文化/発想法/接尾辞「コ」/育児語/語源と歴史/地方語文献/分布と変動/現代の動態/若者世代/継承と教育/他 ※以上の内容紹介は、朝倉書店のHPより引用


13.『県別 方言感覚表現辞典
〔概要〕真田真治・友定賢治編、2018年8月刊、東京堂出版、ISBN:9784490109047
〔内容〕全国で使われる感覚を表す方言辞典。県別では各県の特徴、オノマトペ。語彙別では温度・湿度「今日はかなりさむい。身体がぶるぶる震える」、生理感覚「なかなか自分の順番がこなくていらいらする」など統一例文を各県語訳。他地域の人には伝えきれない感覚と県民性も見える。豊かな方言が楽しめます。 ※以上の内容紹介は、東京堂出版のHPより引用



12.『赤い鳥事典
〔概要〕赤い鳥事典編集委員会編、2018年7月刊、柏書房、ISBN:9784760149414
〔内容〕児童雑誌『赤い鳥』が創刊されたのは、ちょうど100年前の1918(大正7)年。『赤い鳥』は、単なる子ども向け雑誌ではない。童話、童謡、自由詩、自由画、綴り方、科学読物が満載で、子どもたち、学校の先生、保護者、市民が読み、交流するメディアだった。泉鏡花、芥川龍之介、有島武郎、谷崎潤一郎、島崎藤村、小山内薫、北原白秋、西條八十、清水良雄、武井武雄、成田為三、山田耕筰など、当代随一の作家、詩人、劇作家、画家、作詞家、作曲家たちが、主宰者鈴木三重吉の呼びかけに応え、次から次へと力を込めた作品を寄せた。芥川龍之介「蜘蛛の糸」、有島武郎「一房の葡萄」、新美南吉「ごんぎつね」も、幼い頃口ずさんだ北原白秋の「雨」「からたちの花」「この道」、西條八十「かなりや」も、すべて『赤い鳥』から生まれた。手に取る子どもたちはあらんかぎりの想像を膨らませ、自由に歌った。自由詩、童謡、自由画、童話、作曲を創作し、日本の児童文化を華々しく輝かせた雑誌。本書は、『赤い鳥』にまつわるあらゆるテーマを7部構成で配列、178人の執筆陣が存分にその魅力を展開する。『赤い鳥』ゆかりの記念館、文学館、図書館、音楽館などの情報も多数掲載。カラー口絵、充実の索引を完備した初の総合事典である。
 ※以上の内容紹介は柏書房のHPより引用


11.dialekt | dialect 2.0. Langfassungen | Long papers
〔概要〕Eveline Wandl-Vogt & Amelie Dorn eds, 2017年7月刊, Praesens Verlag, ISBN:978-3-7069-0962-4
〔内容〕
2012年7月にViennaで開催された国際方言学・地理言語学会第7回国際会議における発表を元に執筆された論文集(proceeding)。


10.『国語教育学研究の創成と展開
〔概要〕『国語教育学研究の創成と展開』編集委員会編、 2015年3月刊、渓水社、 ISBN:978-4-86327-295-8
〔内容〕2015年3月に広島大学を定年により退かれた吉田裕久先生(小川の学部時代のチューター)の退任記念論集。吉田先生の教え子による理論研究、実践研究およびエッセイからなる。



9.『さらさらいくよ』創刊号
〔概要〕小川俊輔編、2014年9月刊、私家版
〔内容〕県立広島大学人間文化学部国際文化学科専門科目「日本語表現技術」で提出された学生の作品集。自己紹介文、事実文、意見文・論説文、手紙文、フォト川柳・短歌、連歌、小説、エッセイを含む。
※第2号:2016年3月刊、第3号:2016年9月刊、第4号:2017年9月刊、第5号:2018年8月刊
※第2号以降は県立広島大学全学共通教育科目「日本語表現」で提出された学生の作品集



8.『柳田方言学の現代的意義―あいさつ表現と方言形成論―
〔概要〕小林隆編、2014年7月刊、ひつじ書房、ISBN:978-4-89476-719-5
〔内容〕本書は、柳田国男の没後50年を記念して企画された論文集である。日本の近代方言学に大きな影響を与えた柳田の研究は、その後どのように発展し、現在の方言学に流れ込んでいるのか。本書では、柳田方言学の現代的な意義を、あいさつ表現研究と方言形成論の2つのテーマについて明らかにし、これからの方言研究の新たな可能性を発掘していく。 ※以上の内容紹介はひつじ書房のHPより引用


7.『長崎県内の多様な集落が形成する文化的景観保存調査報告書【論文編】(長崎県文化財調査報告書 第210集)』
〔概要〕長崎県世界遺産登録推進室編、 2013年3月刊、私家版
〔内容〕2016年度中の世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」に関する基礎的な調査報告書。【論文編】は、全8冊のうちの1冊。


6.『外来語研究の新展開
概要〕陣内正敬他編、2012年10月刊、おうふう、ISBN:978-4-273-03698-0
〔内容〕総論(外来語研究の意義)/第1部 言語文化論的アプローチ―構造・歴史・語彙交流ー(外来語の基本語化/文法的視点からみた外来語/言葉の西洋化/キリシタン語彙の歴史社会地理言語学/日本語の世界進出/中国における外来語受容の歴史的・地域的変異)/第2部 言語生活論的アプローチ―社会・マスコミ・教育ー(「『外来語』言い換え提案」とは何であったか/日本語と韓国語の外来語の受容意識/新聞の外来語はどのように生まれるか/放送の外来語/日本語学習者の外来語意識/国語教育における外来語) ※以上の内容説明はおうふうのHPより引用


5.『生活語学研究会報告集1 方言学のフィールド』
〔概要〕小川俊輔、重野裕美、灰谷謙二、又吉里美、町博光編、2012年5月刊、私家版
〔内容〕方言学に大きな足跡を残された広島大学名誉教授・藤原与一先生の遺稿のうち、未発表のまとまった原稿、講演筆記、大学院の講義ノートなどをまとめたもの。



4.『日本キリシタン墓碑総覧
〔概要〕大石一久編、2012年4月刊、長崎文献社、ISBN:978-4-88851-182-7
〔内容〕国指定・吉利支丹墓碑の調査をかわきりに、長崎県内を中心に九州、関西の調査を実施した調査報告書。全国で確認した202基のキリシタン墓碑、およびキリシタン関連石造遺物の拓本・実測図・写真を掲載。研究上はもちろん、キリシタン墓碑が持つ「時代の証言者」としての価値の再認識となる1冊。 ※以上の内容説明は長崎文献社のHPより引用


3.『これが九州方言の底力!』

〔概要〕九州方言研究会編、2009年4月刊、大修館書店、ISBN:978-4-469-22200-5
〔内容〕だごむしゃんよか! 日本語を活気づけ続ける九州方言の底力。そのパワーの源を解明するべく、気鋭の研究者たちが結集した。「~ばい」と「~たい」の働きの違い、「行きよー」と「行っとー」の使い分け、「よだきい」の微妙な意味あいなど、多彩なトピックを取りあげ、魅力溢れる方言世界を探訪する。ああたもかたりい、九州方言の世界へ。 ※以上の内容説明は大修館書店のHPより引用


2.『復活の島 ―五島・久賀島キリスト教墓碑調査報告書―』
〔概要〕大石一久と久賀島近代キリスト教墓碑調査団編、2007年9月刊、長崎文献社、ISBN:978-4-88851-102-5
〔説明〕五島列島久賀(ひさか)島(じま)の歴史に「牢屋(ろうや)の窄(さこ)事件」がある。わずか6坪の牢屋に200人もの信徒が押し込められ、拷問のすえ42人が殉教した。今回、キリシタン墓碑230基を調査した結果、事件の生き残り信者の墓碑もみつかった。弾圧にもかかわらず信仰を捨てず、復活した人々の歴史があった。墓石データとともに、島の自然、文化の魅力も紹介する。 ※以上の内容説明は長崎文献社のHPより引用



1.Japanische Beiträge zu Kultur und Sprache: Studia Iaponica Wolfgango Viereck emerito oblata
〔概要〕Guido Oebe他編、2006年11月刊、Lincom Europa、ISBN:3-89586-376-9
〔内容〕International Society for Dialectology and Geolinguistics(国際方言学・地理言語学会)の名誉会長Wolfgang Viereck博士のBamberg大学御退官、喜寿、来日連続講演を記念して編まれた論文集。


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