生命環境学科・生命科学コースの3年生が研究室単位で行う「応用生命科学実験」を紹介する4回目です。 生命科学コースの研究テーマは研究室ごとにバラエティーに富んでいます。 医学,薬学,農学を含む広範な生命科学の領域に及びます。
4回目にご紹介するのは,生体防御学研究室です。この研究室では,消化管に発生する癌,特に,胃がんに注目して,その発生メカニズムを研究しています。癌は,遺伝子変異と食事をはじめとする環境原因が、複雑に絡み合って起こる病気です。私たちは,高脂肪食を食べ続けたマウスが、“胃がんに近い”状態になるという新しい発見を出発点に,高脂肪食が消化管にどのような影響を及ぼすのか、個体から、分子、遺伝子レベルで研究を進めています。写真は,3年生が実験を行っている様子と,卒業生が研究室を訪問してくれた際の様子です。
議論しながら研究を進めています。
慎重に遺伝子を扱っています。
協力しながら研究を進めることも多いです。
卒業生が激励に訪れてくれました。