本文
学修支援アドバイザーの土山純平さんに,「社会福祉援助技術演習Ⅳ」(國定先生担当)の授業を履修した感想をインタビューしました。
※R3年入学生より、新カリキュラムのため、「ソーシャルワーク演習(専門)Ⅲ」に科目変更になりました。
※学修支援アドバイザーは、在学生を対象にした学修支援のしくみであり、研修を受けた在学生が後輩の学修支援を行っています。
主に高齢者虐待が疑われる事例について学びました。虐待かどうかを判断する段階から自分で考え、その根拠とその後の対応を考え、支援の計画書を作成するという流れで授業を行いました。3年生になると他の授業でも計画書の作成をしたりしますが、今回の授業で最初は個人で計画書を作成し、最後に他の学生が立てた計画の発表をききました。
計画書を作成するにあたって、その人がどのような生活を望んでいるのかということと、社会福祉士の観点から見て必要だと思うことを介護保険などを用いて提供するという2つのことを同時に満たせるような計画を立てることが難しかった分、印象に残りました。
自分で計画を作成するに当たり、様々なことを調べ、計画書に書き込み、自力で完成させました。完成した計画書を何人かの発表を聞いたときに自分では調べることができなかったことなどを他の学生の発表を通して知ることができたことが学びになりました。
この授業に限ったことではありませんが、福祉に関することで正解はないと思っています。正解がない分、相手の気持ちを考え、くみ取るという力が大切になってくるので、事例をみて、自分で考えるということは今後の学修、社会福祉士として社会に出たときに活かせることだと思いました。
インタビューに答えてくださった土山さんありがとうございました!