ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 人間福祉学コース > 【人間福祉学コース・学科】「チーム医療福祉演習」に参加した学生への感想 その1

本文

【人間福祉学コース・学科】「チーム医療福祉演習」に参加した学生への感想 その1

印刷用ページを表示する 2022年10月27日更新

「チーム医療福祉演習」を実際に受講した学生の「生の声」をお届けします!

 4年生の学修支援アドバイザーである土山さんが,チーム医療福祉演習に参加した感想を,Q&A形式で紹介します。

※学修支援アドバイザーは、在学生を対象にした学修支援のしくみであり、研修を受けた在学生が後輩の学修支援を行っています。

Q1  演習は何日間実施しますか?

 演習は3日間行いました。1日目に各学科の紹介を兼ねたデモンストレーションと,事例検討1(働き盛りの父親・高齢者・子供の中から1事例)を行いました。2日目は事例検討1のディスカッションの続きとその発表,事例検討2(倫理事例・地域事例から1事例)を行いました。3日目は事例検討2のディスカッションの続きとその発表,当事者からの講義の受講を行いました。

Q2 印象に残ったことはありますか?

 この演習があるまでの3年間は,現場実習も含め,福祉の視点から事例を考えてきました。しかし,他コース/学科の学んでいる専門性について知ることができたことが印象に残っています。

Q3 大変だったことはありますか?

 絶対的な答えが存在しないことをディスカッションしたことです。中でも,私のグループでは,事例検討2で「無愛想な治療者」という事例についてディスカッションをしました。「医療従事者に愛想は必要なのか」,「そもそも愛想とは何か」などの正解もなく,良し悪しをつけられないことについてディスカッションをするのが少し大変でした。医療・福祉に限らずいえることかもしれませんが,「最善」はあっても絶対的な「正解」はないと思います。頭ではわかっていても,どうしても正解を見つけてしまおうとする葛藤があることも大変でした。

Q4 これからも大切にしたいと思ったことはありますか?

 周りの意見も尊重することです。専門性が違えば,考え方や大切にしたい価値観も違ってきます。その中で誰かの発言を否定しないことと,疑問に感じたことはすぐに質問してみることが大切だと思いました。自分の意見も出しつつ,周りの意見も尊重するということは簡単ではありませんが,これから医療・福祉の道を進む私にとって特に大切だなと思いました。

図1演習