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人間福祉学科を卒業し、社会で活躍している卒業生を紹介するシリーズ「卒業生の声」が始まっています!
第6回は、2016(平成28)年度卒業生の三輪とも美さんを紹介します。三輪とも美さんは2016(平成28)年度の卒業生で、広島県福山市にある公立学校共済組合中国中央病院で、医療ソーシャルワーカーとして働いています。お仕事の内容や、ご自身が大学生だった時にはどのような進路を目指していたか、受験生に向けてのメッセージをお聞きしました。
三輪とも美さん 2016(平成28)年度卒業生
(社会福祉士・精神保健福祉士取得)
現職:公立学校共済組合 中国中央病院 医療ソーシャルワーカー
主に退院支援にかかわる仕事をしています。治療のために入院した患者さんが退院するとき、不安や心配なことを少しでも軽減させ安心して退院できるようにお手伝いをしています。患者さんは病気だけではなく、治療に必要なお金のこと、退院後の生活、仕事や学校への復帰など様々な問題を抱えています。そういった問題を一緒に解決しながら治療や療養に専念できるようサポートしています。
私が大学に入学した時には、漠然と社会福祉士の資格を取りたいという気持ちでその先の具体的な進路までは考えることができていませんでした。3年生の時に病院で実習を行い、そこで医療ソーシャルワーカーの実際を見ることができました。その実習をきっかけに医療ソーシャルワーカーになりたいという気持ちが強くなり、いまこうして働くことができています。
県立広島大学人間福祉学コースは、先生が熱心であり、きめ細かくサポートしてくださいます。また、同じ学部には看護学コースや理学療法学コースなどがあり、学生の時からチーム医療についても学ぶことができるので、今後の仕事にも生かすことができると思います。これからいろんな壁にぶつかることもあると思いますが、今まで頑張ってきた自分を信じて頑張ってください。
三輪さんは,1年生を対象とした実習の事前学習を行う授業で,ソーシャルワーカーの仕事と専門性についてご講話いただきました。実習教育ではたくさんの卒業生がご協力くださっています。三輪さん、ありがとうございました!
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