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【生物資源科学部】 新入試も安心 - 受験生必見!庄原キャンパスQ&A b

印刷用ページを表示する 2020年1月24日更新

受験生の皆さん、生物資源科学部(=県立広島大学庄原キャンパス)は自然豊かな広島県庄原市にあります。広島県人でなければ(広島県人であっても?)「庄原?それってどこ?」「キャンパスライフは?」「バイトってできるの?」など、疑問がつぎつぎとわいてくるのではないでしょうか?

実はこの記事を書いている庄原キャンパスの教員は、幼稚園から高校まで広島県で過ごした「県人」ですが、隣の三次(みよし)市はかろうじて知っていても、庄原市は単に「天気予報でいつも雪が降っているところ」という印象しかありませんでした(失礼!)。

しかし庄原市と三次市の境界、七塚原高原にある庄原キャンパスには600人を超える学生、大学院生が日々勉学やクラブ活動に打ち込んでいます。大学公式情報だけではなかなかわからない庄原キャンパスの様子をQ&A形式でお知らせします(一部は現役学生が答えています)。


Q:広島県外からの受験を考えています。検索するとかなりの田舎みたいですが、もしかして広島出身者ばかりでしょうか?

A:最近では、県外からの入学者が、広島県内からの入学者よりも多い傾向があり、キャンパスは日本全国(あるいは国外)から来た若者で溢れます。そのため、一人暮らし率が非常に高い(9割以上)のも特徴といえるでしょう。皆が狭い範囲に住んでいるので、アパートを行き来したりしてすぐに皆と仲良くなれると思いますよ。
1年生の時は寮に住む人が多く、そこで4年間深く付き合えるような友人関係が作られることも多いようです。 ただ、あなたが言うとおり田舎なのでテレビで見るような「シティライフ」は期待しない方がいいでしょう。その代わりキャンプなどのアウトドア活動やスポーツにはもってこいですし、都会と違い、比較的狭い範囲にたくさんの学生が暮らしていますので、男女関係なくすぐに仲良くなれること請け合いです。

A:(学生)月がよく見えますよ。b


Q:男女比はどれくらいですか?

A:理系は男性が多いイメージがありますが、実は庄原キャンパスでは男女比がほぼ半々です。一般的な理系学部のイメージと違い、キャンパスには女性の学生が目立ちますね。


Q:学生の様子はどのような感じですか?

A:都会の大学では、理系でもいわゆる「チャラい(遊んでる)」感じの学生が一定数いるものですが、庄原キャンパスではほとんど見かけません。なぜか?まず第一に、そういうことがあまり好きではない学生が集まっていることがあると思います。また、たぶん近所にそのような場所があまりなく、遊ぼうと思っていても周囲から浮いてしまうからではないかとおもいます。だから本当に学生らしい、地に足のついた4年間を送ることができると思いますよ(といってもその人次第ですが...)。キャンプなどアウトドアが好きな学生も多いですね。


Q:アルバイトなんかもできるの?

A:勿論です。庄原の町は学生バイトでもっている、と言っても過言ではないでしょう。コンビニ、塾講師、居酒屋やスーパーの店員などがメジャーなバイトですね。


Q:クラブ活動はさかんでしょうか?

A:みんな頑張ってますよ。小規模なキャンパスとはいえ、一学年150名ほどの学生がいますので、運動系、文化系併せて20ほどの公式クラブはどれもそれなりにアクティブにやっています。それとこのキャンパスの特徴として、複数のクラブを掛け持ちする学生が多いということがあげられます。いくつもやっていると先輩から文句も言われそうですが、先輩も同じく掛け持ち派が多いため、それほど問題にならないようです。学年が進むにつれて、メインで活動するクラブが定まってくるみたいですね。

他大学との合同サークルはほとんどありませんが、中には県立広島大学の広島、三原両キャンパスと合同活動を盛んに行っているクラブもありますし、地元の小中学生との交流指導を大切にしているクラブもあります。試合や発表会などで遠征し、他の大学の学生と交流するのが楽しいという声もよく聞きます。


Q:生物資源科学部の前期受験を、広島市内で受けるか庄原キャンパスで受けるか悩んでいます。市内ではなく、庄原キャンパスで受験するメリットはありますか?

A:例年広島市内での受験者が圧倒的です。一般的なことをいえば、庄原で受験するとキャンパスの雰囲気や教室の中、町の様子を知ることができるというメリットがあります。また、受験生の少ない庄原会場であれば静かな環境で落ち着いて準備ができるでしょう。県外からの受験生で、何度も広島に来られない方は、受験と同時に大学や街の様子を見ることができるというメリットは大きいでしょう。

A:(学生)交通の便を考えると広島県北(庄原・三次)などの人でない限り市内で受けることをおすすめします。 自分が受験したとき、広島市内での受験会場(国際会議場)の周りにはコンビニ・飯屋が一軒もなく、受験だけでなくお昼ごはんにも考えを割かなければなりませんでしたが、今では徒歩5分以内にコンビニがあるため受験のことだけに集中できます.一方、庄原キャンパス内にはコンビニがなく(一番近いコンビニは車で5分)、入試の時は食堂も休みですので、食事をするだけでも大変です。

A:(学生)庄原キャンパスで受験される場合、庄原キャンパスの心優しい学生がきっと応援してくれますよ^^


Q:なぜ学部の名前を生物資源科学部に変えちゃったのでしょう?生命環境学部の方が恰好よかったのに...。名前がコロコロ変わると受験する側が混乱するんですけど。

A:正直にいいましょう。学部の名称変更に関しては、教職員の間でも大きな議論になりました。しかし今は、「生物資源科学部」という名称は新しい庄原キャンパスの体制をより適切に表していると考えています。旧生命環境学部に所属していた教員のうち、地域の問題を解決したいという研究志向をより強く持つ教員が独立した学科(地域資源開発学科)を作り、比較的アカデミックな(純粋に学問を究めようとするような)研究志向をもつ教員が生命環境学科という単位にまとまりました。この二つの方向性が明確となったことが、「資源」と「科学」という二つのキーワードとなって表れています。
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庄原キャンパス学部再編の概念図。四角の大きさは所属する教員の人数を大まかに表しています。ただし全ての教員の動きを示しているわけではありません。


Q:じゃあ学部の名前の変更はいいとしましょう。重要なのは研究室でおこなわれる研究の内容ですからね。でも入試制度まで同時に変えてしまう必要はなかったのでは?「総合問題」って何?生物資源科学部には興味あるんだけど、受験するかどうか迷ってます...

A:これも正直にいいましょう。学部名と同時に入試制度も変えてしまうこと、実はこれに関しても大きな議論になりました。今も反対意見を持つ人はかなりいます。現場の教員は志願者の減少も覚悟しています。しかし最終的には、本学に欲しい学生像を考えたとき、入試制度の変更は避けられないと判断しました。しかし、基礎学力を重視しないということではありません。むしろその逆です。これまで以上にしっかりとした学力を身につけ、その上でその学力が何に役立つのか、また今自分がやりたいことのためには更にどのような努力が必要なのかを考えてほしいということです。これが更なる学問へのモチベーションになり、もう一段広く深い知識につながることを我々は期待しています。すなわち、十分な知識に加え、それを生かすための大きな視点をもち、教員とも堂々と議論できるような教養を身につけた学生が欲しいと考えています

まず、あなたの問いかけに対する我々のメッセージは、「総合問題を必要以上に警戒しないでほしい」ということです。まずは公式サイトにある例題を眺めてみてください。いかがですか?ここに掲載されているのは、文系学部の総合問題と生命環境学部の過去問だけで、決して十分な情報とは言えませんが、これらを組み合わせたような問題になると考えてください。すなわち、一般的な入試よりも長めの問題文(場合によっては英文)と、その問題文に関して長めの論述をしてもらうことになるでしょう。そしてその論述には、高校までで学んだ知識が縦横に問われることになるでしょう。

ここで強調したいのは、総合問題といえども、今まで勉強してきた内容で十分解答できる、ということです。総合問題も、高校の学習内容に完全に準拠しており、その点はこれまでと一切変わることはありません。

では何が変わるのでしょうか?それは、学んだことをいかに自分の血肉とし、現実社会に起きている問題に対応していくかが問われているということです。

ではこれに対応するにはどうすればよいか?我々のメッセージは単純明快です。「スマホは置いて本を読め」ということです。それもできるだけたくさん。新聞も、単に読むだけではなく、いろいろな紙面を読み比べてみましょう。主張が全く異なる場合があることが分かるはずです。多様な意見を目にしたら、今度は自分の想像力を働かせて、世の中や身の回りの問題について考えてみましょう。できるだけ批判的に。そして今まで学んだ知識で何ができるか、知識が足りないならこれから何を学んでいけばいいか、しっかり考えましょう。自分はその点には自信がある、という人は、総合問題にも十分対応できる力があると考えてよいでしょう。おそらく皆さんの高校でもそういった学習は既に始まっているはずです。一方、ちょっと自信がない、という人、今からでも遅くありません。入試勉強で脳が活性化しているこの時期こそ、ちょっと新聞や本に目を向けてみませんか。休憩時間に、スマホではなく本や新聞を読んで自分に何ができるか自問してみてください。

ちょっと長くなりました。まとめましょう。

  1. 総合問題は、これまで教科書で学んだ知識で十分対応可能。それに加え、その知識をどうつなぎ、どう生かすかという視点が求められている。すなわち、知識を軽視するということでは決してなく、むしろこれまでよりも広く深い知識が求められている。
  2. 普段から本や新聞に親しんでいる人には、特に対策は必要なし。そうでない人も、受験勉強の息抜きに本を読んだり、世の中で今起きている問題や革新的な技術に目を向けてみよう
  3. どのような制度変更があろうが、生物資源科学部の活動は研究室を中心に行われており、入学すれば変わることなく充実した研究を通じた手厚い教育が受けられる。良い学生に入学してもらい、学部の強みをうち出すためとはいえ、学部学科名変更や入試の変更で志願者の皆さんに混乱を与えてしまう事については大変申し訳なく思っています。しかし逆に言えば、入試制度の変わる今年はねらい目か?


なお、生命環境学科の受験生に対しては、入試制度だけでなく、注意が必要な経過選択制についても情報がありますので参考にしてください(生命科学コース環境科学コース -両方ともほぼ同じ情報です)。



Q:県外から受験しようと考えてます。県立広島大学は地域に根差した大学ということですが、自分の地元でもない地域の課題解決と言われても、どうしてもピンと来ないのですが。

A:おっしゃる通り、県立広島大学は地域に根差した活動を大切に考えています。しかし正直にいいましょう。教員の中には、積極的に地域貢献活動を行う者もいれば、あくまでも純粋に学究的な姿勢を貫く者もいます。大学は多様な研究の場ですから、それでいいのです。しかし、地域に研究で貢献すると言っても、それは確かな研究力があってこそです。研究力に基づいた豊かな発想があって初めて、民間では思いつかないようなアイデアを生むことができます。例えば生命環境学科には、漆の木の全遺伝子の働き方を解明して、存亡の危機にある日本の漆産業に貢献しようとするプロジェクトや、超音波でイノシシを寄せ付けないような機械を試作したりするプロジェクトがあります。県立広島大学は、地域の問題とは直接関係がなくても、新しいアイデアにあふれた研究には十分なサポートを行っています。すなわち、地域課題解決と同じくらい、豊かな発想にあふれた学術的なテーマも大切に考えています。きっとあなたの興味をひくような研究テーマが見つかることでしょう。生命科学科環境科学科それぞれの研究テーマを探してみてください。なお、令和2年度より生命環境学部は生物資源科学部に改組されますが、研究自体は研究室(ラボ)単位で行われるため、その内容自体には一切変更はありません。



Q:俺、本当はもっとできるはずなんだけどセンターで失敗しちゃって...。この大学で俺のやりたいことができるかな?

A:あなた次第、と申し上げておきましょう。生物資源科学部は、規模は小さくても、研究設備、大学院、教員すべてがそろっています。極秘情報ですが、昨今の理系博士の就職難(ポスドク問題)の状況を反映して、「えっ!こんな田舎にこんな人が?」というような研究者もたくさんいます。ここでしかできない研究も多く、我々教員は自分の研究こそ世界一と思っています。生物資源科学部は、鍛えがいのある学生を手ぐすね引いて待っています。顔を上げて、ここで一緒に頑張ってみませんか。過去の卒業生を見ると、本学を第一に志望して入ってきた学生はもちろん、そうでなかった学生も腹を括って研究に励み、立派な成果を上げています(在学中に7本の論文に著者として加わり現在は中外製薬グループで医薬品の研究開発を行う西野扶さん博士課程に進み日本学術振興会の特別研究員に採用され、現在は大学の教員をつとめる岡本麻子さんなど)。この学部の一番良い点は、多くの大学では1年から半年の卒業研究が、たっぷり2年間行える、ということです。また、規模が小さいだけに教授との距離が近いというメリットもあります。「ここは俺のいる所じゃない」といつまでもウジウジしているようではどこに行ってもダメでしょう。


Q:2年間も卒業研究って、長すぎやしませんか?

A:他の大学と比べると確実に長いですね。生物資源科学部では、後半の2年間は研究漬けになるといってよいでしょう。卒業式前日まで実験をする学生も珍しくありません。それだけ手間をかけて指導してくれる、と考えてもらえればと思います(教員の手間と苦労も半端ではありませんけど)。それと、多くの大学で行われているような1年間(就職活動期間を除くと実質半年)の卒業研究ではまず理解できませんが、研究は面白いものです。卒業するころには、多くの人がもう1-2年やりたいなあと思うようになるのでは。卒業研究が充実している(すなわち研究室での実験経験が多く積める)ことを活かして、自分の研究をさらに深めようと本学大学院に進む人や、他大学の大学院を目指す人もいます。また、研究室生活自体にも楽しいことがたくさんあって、きっと卒業するときは皆さみしくて泣いてしまうのでは。


Q:講義のレベルが高そうで、ついていけるかどうか...

A:1年次の講義の中には、高校レベルの復習から始めるものも用意されています。しっかり予習と復習をすれば十分ついていけるでしょう。講義の内容を詳しく知りたい場合、こちらから「シラバス照会」をクリックし、管理部署「庄原キャンパス―学部生」、科目名称「学」を入力して「検索」ボタンを押してみてください。


Q:逆に、私は講義のレベルが低いんじゃないかと心配です。

A:正直にいいましょう。実は入学時の学力でいうと、庄原キャンパスには、国立大学でも十分上位に入る人から、まだ大学の講義についていくだけの学力のない人まで、多様な学生がいます。物理と化学で受験の準備をしてきたため、生物学の知識がまだ身についていない学生も一定数入学してきます。従って1年生の講義は、4年間の学習に耐えるような基礎知識を学びなおすことに重点をおいたものも多いのは確かです。これにより、2年生からの高度な講義内容に無理なくつなげられるように設計してあるのです。もし1年生の講義が物足りないと感じたら、チューター(担任)の先生に相談のうえ、高学年向けの講義を聴講したり、興味のある研究室を直接訪問して大学の研究にふれてみてはどうでしょう?生物資源科学部は、規模はそれほど大きくない代わりに学生と教員との距離が近く、皆さんの自由な学びを許す鷹揚さがあります。


Q:そんな田舎だと就職活動が大変なんじゃ...

A:正直にいいましょう。確かにそれは大変みたいです。特に交通費や宿泊費がかさむと聞きます。ただ、大学が広島市内や大阪への無料バスを手配するなど、支援はあります。また、中国自動車道を通る、大阪へのリーズナブルな高速バス路線(一日4本)があり、多くの学生がこれを利用して賢く就職活動をしています。一方で、田舎にある生命環境学部は「真面目な学生が多い」という印象(それは本当のことです!)を持たれやすく、就職状況は非常に良好(ほぼ毎年100%の就職率)です。
また、覚えておいて欲しいことが一つあります。それは、就職活動が始まる3年生の終わりごろには、既にあなたには一年間一緒に頑張ってきた研究室の仲間や先輩がいるということです。情報を交換したり、心折れそうなときは励ましあったりして乗り切りましょう。


Q:理科の先生になりたいのですが、教員免許状(教職)は取れるでしょうか?

A:取れます。例年10数名の学生が、理科の教職免許(中学、高校)を取得しています。高校生物には、最新の研究成果がどんどん入ってきていますから、2年間の卒業研究やそれに続く大学院での研究経験は、いざ生徒に教える立場になったとき非常に役に立つことでしょう。ところで、教職免許取得後、公立学校で正式な教員となるには、各自治体の採用試験に合格する必要があるのをご存知でしょうか。この試験はかなりの難関です。理科の先生を目指すならば、単に免許を取得するだけでなく、他の専門的な科目や研究室での実験にしっかり取り組み、自らを高めていく努力が必要と言えるでしょう。


Q:巨人ファンなんですが生きていけるでしょうか?

A:一つだけ例を挙げると、教員の中にも熱狂的な巨人ファンがいますが、その方が陰湿ないじめにあっているといった話は、今のところ聞いたことはありません。隣の三次市では毎年カープの公式戦が行われます。研究室総出で応援に行ったりするうちに、あなたもめでたく隠れカープファンになることでしょう。

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