ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 人間文化学専攻 > 【人間文化学専攻】人間文化学専攻院生が若手研究者ポスター発表賞を受賞しました。

本文

【人間文化学専攻】人間文化学専攻院生が若手研究者ポスター発表賞を受賞しました。

印刷用ページを表示する 2021年7月13日更新

【人間文化学専攻】人間文化学専攻院生が若手研究者ポスター発表賞を受賞しました

2021年5月29-30日に開催された日本家政学会において,人間文化学専攻 1年生 渡壁奈央さんの発表「戦国期毛利氏と益田氏の饗応献立再現を通した中世の食の考察」が若手研究者ポスター発表賞を受賞しました。

この賞は,若手研究者の研究奨励・応援のために設けられたもので,口頭発表とポスター発表を行い,そのポスター発表に対して評価が行われます。

渡壁さんは,『益田藤兼・同元祥安藝吉田一献手組注文(1568年)』に記された毛利氏と益田氏の饗応献立を再現し,昨年度までに再現した『元就公山口御下向の節饗応次第(1549年)』の毛利氏と大内氏との饗応献立の再検討も行いました。

再現においては,2つの史料の料理名・提供順の比較,御汁の食材・膳や献における料理の配置の検討,『一献手組注文』に記された食材と料理の整合性,食材の量からの食材の珍重さの考察を行いました。

これらの検討によって,饗応の食材や料理,その配置には規則性がある一方,食材に地域性(毛利氏特有の川おそや益田氏特有のあご等)があることなどが確認されました。


以下,渡壁さんの受賞コメントです。
「受賞をとても嬉しく思っています。饗応献立はどれもとても美しく,多様な食材が重複なく用いられており,饗応としての配慮を感じることができます。様々な検討を重ね再現を行い,饗応献立すべてが並んだとき,その料理の数々に魅了されました。食文化史研究の楽しさを感じています。」

今後,更に研究に励まれることを期待します。
渡壁さん(左)と若手研究者ポスター発表賞の賞状(右)