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越境実践プロジェクトメンバーの松田良孝氏が大賞受賞 |
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シンポジウムを開催します。「八重山と台湾の交流~観光促進のカギを探る」(案) |
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調査概要を更新しました。 |
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出前授業を実施しました。 |
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戦前、大きなケガや病気をすると八重山の人々の中には、当時、台湾にあった台北帝国大学の病院に行ったといいます。 また、対馬では、映画や歯の治療に釜山に行った人もいます。 現在の国境概念が染みこみ、海外に行くことの煩雑さを知る人間が、この話しを聞くと不思議に思い、驚きます。 日本が台湾と朝鮮半島を統治する前は、別の国でしたが、統治している間は大日本帝国という同じ国内でした。そして、日本の敗戦後はまた国境がそこに誕生してきました。 そのような歴史を経て、現在、対馬と釜山、台湾東部と八重山の間では、国境を越えて交流をし、これを通じて共に地域振興を試みようという動きがあります。 現在はグローバリゼーションの時代と言われ、人やモノ、資本、情報が国境を越えて行き交う印象があります。そのため、越境の試みは簡単のように見えます。 しかし、それは本当でしょうか。国境があったり、なかったり、再度、出来たりする中で人々はどのように暮らし、対岸をどう捉えてきたのでしょうか。 二つのプロジェクトでは、グローバリゼーションの時代において、海を挟んで近接する地域の国境を跨ぐ姿について考え、その実践の手助けをしたいと思います。 |
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