連絡先は 県立広島大学庄原キャンパス
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現在、県立広島大学地域連携センターで働いています。社会人類学が専門で、東アジア文化論、地域振興論に関心があります。具体的には台湾を中心に東アジアの歴史認識(植民地統治との関連)、八重山地方と台湾、対馬と韓国との越境現象、観光と地域振興、観光とナショナリズムの関係を研究しています。 大学の上水流紹介→ http://www.pu-hiroshima.ac.jp/uploaded/attachment/3276.pdf |
「台湾の植民地経験の多相化に関する脱植民地主義的研究―台湾の植民地期の建築物を事例に―」 三尾裕子・遠藤央・植野弘子 『帝国日本の記憶 台湾・旧南洋群島における外来政権の重層化と脱植民地化』 慶應義塾大学出版会、2016 https://www.keio-up.co.jp/np/detail_contents.do?goods_id=3273 |
「台北市古蹟指定にみる日本、中華、中国のせめぎ合い」 植野弘子・三尾裕子編 『台湾における〈植民地〉経験:日本認識の生成・変容・断絶』 風響社、2011 |
「台湾の古蹟指定にみる歴史認識に関する一考察」 『アジア社会文化研究』5、2007 http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/2/23347/20141016143217528880 /AjiaShakaiBunka-Kenkyu_8_84.pdf |
「台湾漢人の人間関係構築にみる『日本語』―植民地経験利用の視点から」 五十嵐真子・三尾裕子編 『戦後台湾における「日本」:植民経験の連続・変貌・利用』 風響社、2006 |
若手研究(B)、平成16年度~平成18年度、「現代台湾における植民地統治遺産「日本語」の影響に関する緊急調査研究」(研究代表者) |
基盤研究(A)、平成17年度~平成21年度、研究課題「台湾における植民地主義に関する歴史人類学的研究―「日本認識」をめぐって―」(研究分担者) |
基盤研究(B)(一般)、平成21年度~平成23年度、「先住民アイヌの立ち位置と日本「内地」―台湾原住民、パラオ先住民との比較研究」(研究分担者) |
基盤研究(A)、平成22年度~平成25年度、「日本を含む外来権力の重層下で形成される歴史認識―台湾と旧南洋群島の人類学的比較」(研究分担者) |
基盤研究(B)(一般)、平成25年度~平成29年度、「大日本帝国のなかの先住民―「比較先住民学」のための基礎研究」(研究分担者) |
⑨基盤研究(C)、平成26年度~平成28年度、「朝鮮と台湾にみる日本植民地政策の解放後の社会への展開―人類学と歴史学の学際的研究」(研究分担者) |
交流協会、共同研究、平成21年度、「日本統治期と戦後の台湾社会にみる他者像構築に関する研究―日台の日常的な接触/非接触に注目して」(研究代表者) |
http://www.pu-hiroshima.ac.jp/~kamizuru/ekkyo/project/index.html
「八重山にみる日本と台湾の二重性―台湾人観光の現場から」 小熊誠編 『〈境界〉を越える沖縄』 森話社、2016 |
『対馬の交隣』 上水流久彦他編著 交隣社、2014 |
「対馬海峡から見る台湾と八重山の『交流』」(<特集>台湾をめぐる境域) 『白山人類学』14号、2011 |
「台湾東部と沖縄先島諸島にみる越境現象~与那国町を中心に」 『世親日本語文研究』1、2009 |
『交渉する東アジア 近代から現代まで』 上水流久彦他編著 風響社、2007 |
「東アジアの政治的変化にみる越境―台湾の韓国華僑にとっての中華民国」 『広島県立大学論集』11-1、2007 http://jaima.net/modules/person/index.php?content_id=19 |
若手研究(B)、平成21年度~平成23年度、「日本「周辺」地域にみる国境変動とアイデンティティ:韓国・台湾との越境を巡って」(研究代表者) |
基盤研究(A)、平成25年度~平成28年度、「帝国日本のモノと人の移動に関する人類学的研究―台湾・朝鮮・沖縄の他者像とその現在」(研究分担者) |
基盤研究(A)、平成26年度~平成29年度、「台湾をめぐる海洋安全保障システムの法構造と実態の総合的研究」(研究分担者) |
トヨタ財団助成、平成20年11月~平成22年10月、研究助成特定課題「海の東アジアが醸成する文化」、「沖縄と台湾の境界領域における越境実践と生活圏構築プロジェクト」(研究代表者) http://www.y-mainichi.co.jp/news/15696/ |
「觀光化確立地域性名牌的方法~瀨戶內海飛島5島的觀光立島為例」 『世親日本語文研究』8、2016 |
「ブランド推進を通じた地域づくり」 四方康行編 『重点研究事業 島嶼部における地域ブランド創生手法の実証的開発研究―安芸灘とびしま海道の地域振興策を事例として―』 県立広島大学生命環境学部、2014 |
「台湾人のパラオ観光からみる観光研究の展望」 『日本オセアニア学会 NEWSLETTER』110、2014 |
「『周辺』にみる国民国家の拘束性~台湾人の八重山観光を通して」 『北東アジア研究』20、2011 http://hamada.u-shimane.ac.jp/research/organization/near/41kenkyu/kenkyu20.data/20-05_kamizuru.pdf |
「台湾の温泉における『和風』~日本植民地時代の遺物のその後」 『温泉研究』4、2007 |
「本土化過程中的社區重建與統治傳統寺廟」 『臺灣文献』56-2(台湾:臺灣文獻委員會83-102頁、査読有、2005 |
”The way history is told in Taiwan:reassessing a survey in Taipei.” Kamizuru Hisahiko,Notandam,39,2015 |
「台湾の本土化後にみる外省人意識」 沼崎一郎・佐藤幸人編 『交錯する台湾社会』 アジア経済研究所、2012 |
※翻訳 『台湾外省人の現在 変容する国家とそのアイデンティティ』 ステファン・コルキュフ著 (上水流久彦・西村和之訳) 風響社、2008 |
「台湾漢族の葬式通知にみる女性の位置づけとその変遷―父系社会の再考」 髙谷紀夫・沼崎一郎編『つながりの文化人類学』 東北大学出版会、2012 |
Common-Surname Tong-ism in Contemporary Taiwanese Society Shima Mutsuhiko(ed.)、Status and Stratification Cultural Forms in East and Southeast Asia,Trans Pacific Press,2008 |
「台湾の植民地支配にみる訃聞の資料的価値に関する一試論」 崔吉城・原田環編著 『植民地の朝鮮と台湾―歴史・文化人類学的研究』、第一書房 |
『台湾漢民族のネットワーク構築の原理 台湾の都市人類学的研究』 渓水社、2005 |
『平成22年度 地域戦略協働プロジェクト事業 安芸高田市多文化共生に関する分析報告書』 県立広島大学環境学部・地域連携センター 四方康行・上水流久彦、査読無、2011 |
多文化共生 安芸高田市コラム http://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/jinkentabunka/n589/ |
鉄道プロジェクト http://www.pu-hiroshima.ac.jp/~kamizuru/wakaremiti.html |