1. 専門領域の概要
高等植物(特に作物、花卉園芸植物など)を対象に、その生理学的機能、環境応答
機構の遺伝子レベルでの解析や遺伝子操作手法・ゲノム解析を中心とした領域の学問
を担当しています。研究では形質転換法を用いた遺伝子導入による有用植物の分子育種
技術の開発と応用、遺伝子の発現機能解析を行っています。(→研究テーマのページへ)
2. 専門領域と将来の希望進路について
・この領域の科目履修は、将来大学院修士、博士課程への進学、食品、園芸、薬品、
バイオ関連企業の研究員、農学や生物学系の公務員、研究機関研究員および普及員等に
就職される方に向いていると思います。
3. 全学共通教育科目の履修
・学生便覧参照のこと
・研究室教員からの要望はありません。
・卒論着手条件;共通教育科目26単位以上(必修・選択を含めて)
4. 専門教育科目の履修
・学生便覧参照のこと
・研究室教員からの要望はありません。
・卒論着手条件;専門教育科目44単位以上(必修・選択を含めて)
化学実験、生物学実験、物理学実験、専門基礎実験1,専門基礎実験2および
分析化学実験の単位習得が必要
・選択科目の履修について特に指定しない
。自分が興味関心を持っているもの、
必要だと思うものはどんどん勉強してください
5. 卒業論文
5−1.卒論の着手について
・卒業論文の研究室配属については学科長より指示があるので掲示等注意しておくこと
・卒論着手条件が満たされていないと卒論に着手できないので注意のこと
5−2.卒業論文のテーマ
・シンテッポウユリの形質転換系の確立と分子育種
・グランドカバー(シバなど)植物の耐乾燥性形質転換系の確立と育種
・植物における性分化・決定機構に関わる遺伝子の単離と解析
・植物細胞壁構築酵素の単離と解析
(→卒論テーマのページへ)
6. 教員側からのアドバイス
卒業研究では、学問に対する関心、情熱、やる気、モチベーションが大事です。
いろいろなことに興味を持って勉強してください。
生物学に限らず、化学、物理学、数学、あるいは英語などの分野の幅広い
基礎的学力をつけること、 特に高校時代に生物学、化学を選択しなかった人は
この分野の勉強を自ら主体的にやっておきましょう。
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