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Innovation Potluckで研究成果と健康管理アプリについて発表

印刷用ページを表示する 2021年1月14日更新

 広島県が主催する「イノベーションの種」を持ち寄るスピーカーと参加者による「共創の場」Innovation Potluck#24が,2021年1月12日にZoomを使って開催され,地域基盤研究機構 高度人工知能プロジェクト研究センターの鎌田 真 特命講師が「AIによる地域課題解決」というタイトルで,(1)コンクリート構造物のひび割れ検出と(2)コロナ禍における健康管理アプリについて講演しました。鎌田先生は,観客が誰もいない,イノベーション・ハブ・ひろしまCamps(キャンプス)からオンラインで発信しました。

(1)情報通信研究機構(NICT)の地域課題解決に採択された「コンクリート構造物のひび割れ検出」では,研究の途中成果について紹介がありました。中でも,構築したAIモデル(構造適応型深層学習)の性能が非常に高く,専門家が検出できなかったひび割れ箇所を発見できたことや,ドローンに搭載可能な組込み用小型コンピュータで動作するシステムを開発したことが話題になりました。

(2)健康管理アプリは,紙ベースの健康記録票をデジタル化することによって,データ分析ができるようになり,コロナ禍における学生の生活習慣の変容に役に立つ事例として紹介がありました。

 Zoomのチャット機能を通じて,事前に寄せられた質問に回答するなど,1時間講演が行われました。さらに,同センターのAI人材育成オンライン公開講座についても参加を呼びかけ,その場で受講者から参加要望の声がありました。公開講座については,1月27日まで募集を受け付けています。

発表中の様子

発表中の様子(イノベーション・ハブ・ひろしまCamps)