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県立広島大学

 山間地の「スマート農業」AIによる農機シェア
日本初のAaaS(農業版MaaS)が農研機構の事業に採択

取り組み内容

 広島県と島根県の県境に位置する中山間地域は,農地が点在している中で高齢化と過疎化が進み,耕作放棄地も増えています。労働力も農機も不足した環境で,いかに効率よい農業経営を進めるかが課題となっていました。

 庄原キャンパスではAI(人工知能)を活用したスマート農業の実証実験に取り組んでいます。その一環で,このたび2県の県境の中山間地域でAIにより農機具をシェアリングするサービスを構築。交通網のシェアリングサービスとして浸透してきたMaaS(Mobility as a Service)を農業に初めて転用し,農機のシェアリングサービスを行うAaaS「Agriculture as a Service」と定義づけました。

 この計画は「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構」(農研機構)により,令和3年度の「スマート農業実証実験プロジェクト」の事業に採択されました。庄原商工会議所を調整役に広島,島根の12の生産者が参加,計447ヘクタールの農地で,水稲やキャベツ,大麦,白大豆などを作ります。実験では農機の導入コストを半減させ,生産面積と売上高を10%以上,向上させる計画です。

 三苫教授は「本学が地域の皆さんと一緒に進めていく実証実験です。山間地の農業に明るい未来が見えるよう,取り組んでいきます」と話しています。
仕組み図解

実証実験が行われる重原農園(庄原市)

実証生産者の配置
担当者生物資源科学部 教授
三苫 好治(みとま よしはる)

Yoshiharu Mitoma研究者紹介ページ 研究者総覧ページ

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