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100th anniversary

学長ご挨拶
(2020年度当時)

Message
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広島で学んだことに誇りを持ち,胸を張って「広島」「日本」を語り,
高い志のもと世界の人々と協働して新たな価値を生み出すことのできる人材を育て,
未来社会を担う人材を広島,そして世界に送り出す

 2020年,県立広島大学は建学100周年の節目の年を迎えます。地域に貢献する「知」の創造・応用・蓄積を図り,「地域に根ざした,県民から信頼される大学」を目指して,教育・研究・地域貢献活動を積極的に推進し,社会にその存在価値を示してきました。

 現代社会はグローバル化が加速する中,資源の枯渇と格差社会の進行,環境問題,世界金融不安,限界集落に象徴される過疎化問題など,多岐にわたり取り組むべき課題に直面しています。野村総研の調査では,10-20年後の日本社会では,現在の労働人口の49%が就いている職業がAIやロボットに代替されると予測されています。
 こうした社会環境の著しい変化を踏まえ,私達は2020年を新たな歴史の幕開けと捉え,教職員一同,決意を新たにし,次の100年に向け,本学の更なる飛躍に向けた2つの教育組織体制を構築することを決意しました。

 一つは本学が,これまで培ってきた専門性を磨き,「地域・ひろしま」を学びのフィールドとして最大限に活用して,主体的に地域社会の課題解決に立ち向かう実践力と志を持った人材,私達はそれを「課題探究型地域創生人材」と称して2020年4月からの学部学科の再編を通し,その人材育成に邁進することにあります。
 そしてもう一つは,リベラルアーツ系の学問の幅広い学びを基本に,語学力とICTを介したロジカルシンキング,そして産業界や教育機関等と連携した問題解決型学習(PBL)によって,グローバルな社会を切り開くコンピテンシーを持った人材を輩出する新大学,すなわち叡啓大学を2021年に創建する取り組みです。

 本法人に,未来を見据えた2つの特色ある大学が共存することになりますが,両大学に共通していることは,広島県初等・中等教育が掲げている学びの変革が掲げる人材の育成像-広島で学んだことに誇りを持ち,胸を張って「広島」,「日本」を語り,高い志のもと,世界の人々と協働して新たな価値を生み出すことのできる人材-この目標を高等教育機関としてしっかり受け継ぎ,真摯な教育実践により,未来社会を担う人材を広島,そして世界に送り出すことにあります。こうした人材育成こそが,本法人の基本理念である「地域に根ざした県民から信頼される大学」の具現化であると捉えています。地域社会そして世界に誇れる大学となるよう,全学を挙げて取り組みます。皆様のご支援今後ともよろしくお願いします。

公立大学法人 県立広島大学
理事長・学長
 中村 健一
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