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【プレスリリース】失った細胞機能を水圧で再生 ヒト精子の不妊治療など医療技術に応用できる可能性も 県立広島大と近畿大の共同研究

印刷用ページを表示する 2020年2月7日更新
 県立広島大学生命環境学部(広島県庄原市七塚町)の八木俊樹教授と,近畿大学理工学部(大阪府東大阪市小若江)の西山雅祥准教授は,ヒトをはじめとする動物の細胞に生える繊毛や鞭毛の共同研究に取り組んでいます。今回,調べたのは鞭毛で運動する単細胞生物「緑藻クラミドモナス」で,動物とほぼ同じ構造の鞭毛を使って水の中を泳いでいます。鞭毛に欠陥があるため泳げない細胞に,深海6000メートル級の静水圧をかけたところ,泳ぎ出す様子を観察できました。これは鞭毛運動の仕組みの理解を大きく前進させる成果で,医療技術への応用につながる可能性があります。研究内容は国際的に評価の高いオンライン学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。

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