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海外留学体験談 【短期海外研修】

印刷用ページを表示する 2014年2月5日更新

シェフィールド大学英語教育センター夏期英語プログラム(イギリス)

参加学生氏名関 まなみ
所属人間文化学部 国際文化学科
参加年次2年次
期間

2013年8月9日~9月8日(約4週間)

シェフィールド大学

 私は89日~97日までの間、イギリス・シェフィールドでの語学研修に参加しました。私は今まで外国への渡航経験がなかったため、体験したことや見たもの全てが新しく、新鮮でとても印象に残るものとなりました。

 私がこの研修に参加しようと思ったきっかけは、自分の語学力、特にスピーキング力を試したかったからです。日本で英語を勉強していてもなかなか使う機会はないため、自分がどれだけ英語を話すことができるのかを知り、これからの英語学習に生かすために参加しました。

 午前の授業は少人数制で行われ、ディスカッションやペアワークを主としたものでした。その中で実感したことは、自分自身のスピーキング力の無さです。他国の生徒の流暢な英語を聞き、言いたいことがなかなか言えない自分との差を実感しました。しかし、親切なクラスメイト達の助けもあり、少しずつスピーキングにも慣れ、研修初めの頃よりも自信を持って話すことができるようになったのではないかと思います。また、先生も生徒一人一人に気を配ってくださり、皆が授業に参加できるような環境を作ってくださりました。午後の授業は選択制で、私は”Social English and Conversation”のクラスを選択しました。このクラスはスピーキング力を伸ばしたいと思っていた私には最適のクラスでした。与えられたトピックについて、グループやペアでひたすらディスカッションするという授業で、スピーキング力の底上げができたと思います。

 滞在先は学校の寮でした。私のフロアは中国人学生とイギリス人学生との共同であったため、他国の生活スタイルや国民性といった新たな発見が多くあり、日本の暮らしと他国の暮らしの違いを実感できました。週末は学校のバスツアーに参加したり、友達同士で計画を立てて日帰り旅行をしたりしました。学校の外で生きた英語にふれ、今まで学んだことを生かす良い機会だったと思います。

 この研修を通して得たものは、数々の経験と、友達であると思います。日本と他国の価値観や社会の成り立ちの違いや、文化の違いなど、学校以外でも多くのことを学ぶことができたと思います。また、授業や課外活動を通して、多くの友達もできました。英語を通して会話をすることによって、改めてコミュニケーションツールとしての英語、言語の素晴らしさを感じました。言語を通して互いのことを理解し、仲を深めていくことができ、良かったと思います。友達とは、帰国後もSNSを使って交流を続けています。イギリスで体験したことや、友達との交流が今後の英語学習へのモチベーションともなりました。英語をもっと話せるようになりたい、英語を自分のものにしたい、という気持ちが強くなりました。そして以前からの目標であった長期留学に向けてやらなければならないこともわかりました。この気持ちを忘れず、これからは以前よりも、より英語学習に力を入れていきたいと思います。