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【生命科学科】 スマホアプリ「県大GO(仮称)」を使った1年生授業 b

印刷用ページを表示する 2019年8月23日更新

生命科学科では、現在、1年生対象の大学基礎セミナーが終盤に入っています。

応用生命コースでは、スマホアプリ「県大GO(仮称)」を使い、1年生の自発的な研究室訪問をうながす試みを行っています。県大GO(仮称)は、生命科学科の菅准教授が半分趣味で開発したアプリで、ネーミングからも少し危険なくらい明らかなように、位置情報を利用して様々なキャラクターを集めるゲームです。

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県大GO(仮称)のプレイ画面。中央のキャラクターは卒業生の向成洋平さんがデザインしたものです

学生はキャンパスに散らばる応用生命コースの教員を探し出し、AR(拡張現実)画面に現れる教員を連打して倒します。倒すと研究に関する問題を貰うことができ、これに答えるために研究室を訪ねて回る必要があります。AR画面に現れる教員は、三次元立体アニメーションで表示されるという凝りよう。これをきっかけにして、コースで行われている研究に興味を持ってもらおうという、大胆かつ少し無理も感じられる企画です。

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県大GO(仮称)をプレイする学生たち(写真はイメージです)

生命環境学部は、こうした理系らしい遊び心のある試みを積極的に授業に取り入れ、学生の興味を喚起することにも意欲的です。実学一辺倒ではなく、直接何かの役に立つわけではなくても、単純に面白いと思えることを自由な発想で追求できるというのが、大学の最大の特徴と考えています。

それだけではありません。生命科学科の村田准教授、菅准教授、福永教授は、3年生の小林尚斗君を中心に、「県大GO(仮称)」のフレームワークを利用し、広島県三次市(妖怪伝承を利用した観光振興を行っている)における観光振興に役立てる研究を進めています。今後の展開にご期待ください。