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鈴木 麻希(すずき まき)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

鈴木先生画像

所属:地域創生学部 地域創生学科 健康科学コース 職位:助教 学位:博士(環境人間学) 

研究室:県立広島大学広島キャンパス1667室

E-mail:msuzuki@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/m.suzuki

研究に関する自己PR

児童生徒の食に関する課題をテーマとし,人を対象とした実験を行うなど,栄養教諭が食に関する指導を効果的に進めていくための知見(科学的根拠)を生み出すことを目指した研究に取り組んでいます。

研究テーマ

栄養教諭の食に関する指導についての研究

食物への認知のあり方と食欲に関する研究

児童の攻撃性と食・生活習慣,心臓自律神経活動に関する研究

妊産婦の食・生活習慣と妊娠転機に関する研究

研究の特徴・内容

これまでに,食品に付随する五感や栄養情報,食べ方が,摂食者の健康や食事の満足度に及ぼす影響について,生体電気信号解析の手法を用いて測定した心臓自律神経活動,胃運動,体温,エネルギー代謝と心理的なスコアを組み合わせた実験による検証を行い,食育や栄養教育を行うための科学的根拠のある知見の提供を行ってきました。具体的には,一般に,食品の色は摂食者の食欲に及ぼしていると言われていますが,色の異なる食品を摂取したときの食欲や代謝の変化は確認されていなかったことから,色の異なるスープの摂食試験を行い,黄色の食品は食欲や体温を高め,青色の食品はその働きが低いことを報告しました(Appetite 2017)。現在は,小・中学校の栄養教諭による食に関する指導の「生きた教材」である学校給食に関して,どのような献立や食べ方の指導が児童生徒に適しているのかを明らかにするために,これまでに集積されている食に関する指導のデータの解析に加えて,生体電気信号解析の手法を用いた摂食試験を検討しています。学校栄養教育分野における研究は,事例研究や調査研究が中心ですが,人を対象とした実験的な研究を加えることで,より科学的根拠の高い知見を創出していきたいと考えています。

受験を検討している方々へ

児童生徒が健全な食生活を送ることは,健康な心身を育むだけでなく,将来の食習慣の形成にとっても非常に重要とされています。しかし近年,食を取り巻く環境は変化しており,児童生徒においても食生活の乱れといった食に関する様々な課題を抱えています。そのため,小・中学校において食育推進の中心となる栄養教諭には,児童生徒に健全な食習慣を身につけさせることが期待されています。現在は,児童生徒の食に関する課題(咀嚼,口中調味など)をテーマとして,人を対象とした実験を行うなど,栄養教諭が食育を効果的に進めていくための知見(科学的根拠)を生み出すことを目指した研究に取り組んでいます。得られた成果は,栄養教諭による食に関する指導に還元することを目指しています。

連携協力を検討している方々へ

これまでに,食品に付随する五感や栄養情報,食べ方が,摂食者の健康や食事の満足度に及ぼす影響について,生体電気信号解析の手法を用いて測定した自律神経活動,胃運動,体温,エネルギー代謝と心理的スコアを組み合わせた実験による検証を行ってきました。現在は,食育の「生きた教材」である学校給食に関して,どのような献立や食べ方の指導が児童生徒に適しているのかを明らかにするために,これまでに集積されている食に関する指導のデータの解析に加えて,生体電気信号解析の手法を用いた摂食試験を検討しています。学校栄養教育分野における研究は,事例研究や調査研究が中心ですが,人を対象とした実験的な研究を加えることで,より科学的根拠の高い知見を創出していきたいと考えています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      管理栄養士,栄養教諭(一種)

      キーワード

      食育,栄養教諭,食に関する指導

      関連するSDGs項目

      SDGs4


      所属別一覧