ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 助産学専攻科 > 【助産学専攻科】助産学実習Ⅱ:ハイリスク実習について

本文

【助産学専攻科】助産学実習Ⅱ:ハイリスク実習について

印刷用ページを表示する 2023年1月27日更新

【助産学専攻科】助産学実習Ⅱ:ハイリスク実習について

令和4年度のカリキュラムから,周産期のメンタルヘルスやハイリスク妊産婦への対応,
正常からの逸脱の判断や異常を予測する臨床判断能力,緊急時に対応できる実践能力を
養うために助産診断・技術学の内容の充実をしています。

姫路赤十字病院でのハイリスク実習について

ハイリスク実習は,姫路赤十字病院周産期母子医療センターで行いました。

ハイリスク事例を受け持ち,事例を中心に学ぶことができるように,
学生は,周産期センターの4つ病棟を横断的に動き,学んでいきます。

4つの病棟とは,産科病棟・MFICU病棟・NICU病棟・GCU病棟です。

  • MFICU:Maternal-Fetal Intensive Care Unit(母体胎児集中治療室)
  • NICU:Neonatal Intensive Care Unit(新生児集中治療室)
  • GCU:Growing Care Unit(新生児回復室)

受け持ちをさせていただいた事例は,切迫早産の妊婦さん,妊娠高血圧症候群の産婦さん,
早産の帝王切開術の産婦・褥婦,新生児,早産児の長期入院している児(母子分離)など,
多岐に渡る事例を受け持たせていただきました。
ハイリスク事例の置かれている状況を理解し,指導者に補足してもらいながら
学んでいきました。
ハイリスクであるからこそ,治療方針や分娩の方針など,
スタッフ同士の密な報告・連絡・相談の状況から,
自分たちに必要な力を考えることができました。

また,受け持ち事例以外では,
母体搬送の事例,新生児搬送になるベビーを迎えるためにドクターカーに同乗して,
他職種・他施設の連携を学ぶこともできました。

今年度から始まった実習で,大学も病院も初の試みでした。
助産学生としては,集大成実習です。

今回の実習での学びが,助産師の礎になることを期待しています。

実習でお世話になった対象のみなさん,病院のみなさま,
ありがとうございました。