アクティブ・ラーニングを活用した授業

地域活動を組み込み,主として教室外で行う「行動型学修」と,学修者の知的能動性を揺り動かし,深い学びを喚起する「参加型学修」を組み合わせた「能動的学修」を学士課程教育に計画的に導入して教育改革を進める全学的な取組みです。これにより,幅広い教養と高度な専門性を備え,生涯にわたり学び続ける自律的な学修者(アクティブ・ラーナー)として地域創生に貢献できる「課題探究型地域創生人材」を育成します。

学生の主体性を育む能動的学修

行動型学修(教室外)

学生間交流,地域との交流,異文化交流を図るために,フィールドワーク,現場体験,インターンシップなどの教室外での学びを実施しています。また,まとめとして学修成果発表会を行います。

参加型学修(教室内)

学生の学修意欲・自主性を引き出すために,従来の聴講型の授業に加えて,授業の振り返り,プレゼンテーション,ディスカッション,グループワークなどを積極的に取り入れた「双方向型の授業」を導入しています。

学修支援

「行動型学修」と「参加型学修」の実践を支援するために,下記のような学修支援を行っています。

  • 学修環境の整備

    行動型学修の実践支援

  • 教職員研修の充実

    ファカルティ・ディベロッパー養成

  • 支え合いをリードする学生の育成

    学修支援アドバイザー育成

教育改革のSTEP

  • 教学マネジメント
  • 体系的な学士課程教育プログラム
  • 教育方法の見直しと充実 授業方法の転換・改善
  • 自己評価システム
  • 生涯学び続ける自律的な学修者【アクティブ・ラーナー】

数値目標

2019年4月現在

指標 26年度(実績値) 30年度(実績値) 31年度(目標値)
アクティブ・ラーニングを受講する学生の割合 100% 100% 100%
ファカルティ・ディベロッパー養成 0人 66人 30人
学修支援アドバイザー育成 0人 101人 55人

学長のリーダーシップの下,教育改革に取り組む。本学での学びに対する学生の満足度を高め,卒業生の活躍により地域への波及効果を狙う。

  • 教室外での学びを取り入れ,学修意欲・自主性を引き出す新たな教授法による授業外学修の充実を加速する。
  • 知識を活かせる人材の育成を目指して,真の問題発見力や課題解決力,論理的思考力を育む。
  • FD・SD活動の充実により,教職員の意欲を向上させる。目標を共有し,教育の質的改善に全学的・組織的に継続して取り組む。
  • 学生同士が教え合うことで,学びを定着させる。