概要

文部科学省の助成事業への採択

県立広島大学は、地域に貢献する「知」の創造・蓄積・活用を目的として、地域に根ざした高度な研究の実践に取り組んでいます。
その研究力の高さを表すのが、大学の研究力指標の一つとされる文部科学省の「科学研究費助成事業」の採択件数です。平成30年度は85件となり、中四国・九州・沖縄の公立大学の中では、12年連続トップの座に位置しています。文系・理系を問わず活発な研究活動を3キャンパスで展開しています。

地域基盤研究センター

研究を推進し、研究成果を地域へ還元することで地域貢献を強化するため、本学では地域基盤研究センターを設置しています。同研究センター内では「宮島学センター」及び「3つのプロジェクト研究センター」が、地域における研究シーズ等の技術移転や、地域貢献の強化につながる研究活動を行っています。

宮島学センター

宮島学センターは、世界遺産宮島の学術研究(宮島学)、学生教育、地域連携を一体のものとして推進し、宮島の歴史的・文化的価値を高めるとともに、地域社会の活性化にも貢献することを目指します。

3つのプロジェクト研究センター

県立広島大学プロジェクト研究センターは、社会を取り巻く環境の変化に適応した新しい特色ある優れた研究を、研究者の責任で学内に組織した研究体制で行い、それらの研究成果を地域に還元することを目的として設置しました。現在、3つのプロジェクト研究センターを立ち上げ、それぞれに複数の本学専任教員が参加し、外部資金などを活用しながら共同研究活動等を行っています。各プロジェクト研究センターの活動報告、成果の広報や、産学交流会、公開講座・セミナー、産学連携公開講座も開催しています。