助産学専攻科
豊かな人間性を育み,女性とその家族に寄り添う助産師になる。

助産学専攻科の学生生活は,4月の入学式が終わると,すぐに講義・演習が開始します。4月~6月中旬,8月中旬~9月下旬には,講義・演習が中心の学生生活です。この時期の授業のない時間にはグループワークや自己学習,分娩介助の練習等を行っています。助産実習は,主に6~7月・9月下旬~12月の期間に行います。1月には地域の助産所で実習を行います。12月までの実習が終われば,学生は2月の助産師国家試験に向けて猛勉強しています。3月に晴れて,卒業を迎えます。
助産学専攻科の募集概要

- 修業年限:1年
- 入学定員:10名
- 出願資格は,原則として,大学を卒業し,看護師国家試験資格取得した者(詳細は募集要項でご確認ください)。
助産師とは?

助産師とは,妊娠・出産・お産後の援助だけではなく,ライフサイクル全般にある女性,乳幼児や家族を対象に,ケアを実施しています。すべての女性に寄り添い,女性の内なる力を信じ,人間性を重視したケア・支援を行う専門職です。助産師は,病院・診療所・助産所・保健センター等で活躍しています。
こんな人におすすめのコース
- 女性とその家族の健康課題を学び,それに取り組みたい人
- 多様な価値観を学びたい人
- 地域社会の母子保健の発展に貢献したい人
- 将来,自律・自立して働きたい人
何を学ぶの?
助産学専攻科では,妊娠や出産,育児支援,女性の健康支援など,幅広く対応できる専門知識と判断力・実践力はもちろん,地域社会の母子保健の発展に貢献できる豊かな人間性を備えた助産師を育成します。
県立広島大学の助産学専攻科では,1年のカリキュラムで助産師教育を行っています。
おすすめ授業ピックアップ
想定される進路は?
豊かな人間性と倫理観,助産師としての自覚を持ち,地域社会の母子保健の発展への貢献を期待しています。助産師として,主に病院・診療所に就職します。
【2019年度の就職先】
- 広島市民病院機構
- JA尾道総合病院
- 市立三次中央病院
- 庄原赤十字病院
- 山口赤十字病院
- JCHO大阪病院