福永 さつきSatsuki Fukunaga

株式会社イズミ

プロフィール

広島県立広島皆実高等学校出身
2015年に人間文化学部国際文化学科(令和2年4月より地域創生学部地域創生学科)を卒業後、(株)イズミに就職。広島で働いていきたいが、県外での生活も経験してみたい、そんな思いから総合職を選択、衣料品事業部アンダーインナー課に所属し、高松、柳井、姫路の店舗で肌着売り場の販売業務を経験し、子供服売り場の販売業務を経て、現在は広島に戻り本社にて全店舗で販売する子供肌着やくつ下のバイヤーとして活躍している。
休日は、県外勤務の際には各勤務地の観光名所にでかけたり、広島に戻ってきてからは友人と出かける等充実した日々を送っている。
今後は店舗での販売経験や、バイヤーとして商品の仕入れを行った経験を活かして、メーカー企業と商品開発にも挑戦していきたいと強い気持ちを持っており、更なる活躍が期待されている。

お客様に選ばれ店頭に並び続ける商品を売り場へ届ける。
現場の声に耳を傾け、バイヤーとしての感覚を研ぎ澄ます!!​

私は衣料品事業部のアンダーインナー課に所属しています。入社してから4年間は、高松や柳井、姫路にある店舗の肌着売り場で子ども用の肌着やくつ下の販売をしてきました。仕事にも慣れていない中、住み慣れた広島を離れ、県外で働くことは大変でしたが、知人や頼る人がいないことをチャンスだと思って、思い切って仕事に取り組むことができたので、今では良い経験だったと思っています。売り場での経験や直接お客様の声を聞くことで現場感覚を磨くことができました。​​

現在はバイヤー業務の担当として全店舗の売り場で販売する子供用の肌着やくつ下の買い付けを行っています。バイヤーの仕事は入社当初から希望していたので非常にやりがいを感じています。店頭で選ばれる商品を仕入れるためには、お客様のニーズや売り場担当者の声をできるだけ多く聞くことが重要であることを、売り場で販売を担当していた経験から学んだので、新規店舗の開店や、販売促進のために店舗へ応援に行く際には、できるだけ売り場担当者やお客様と直接向き合って商品ニーズの把握に努めています。

私のバイヤーとしての仕事観を変えるきっかけとなった、富山県にある靴下工場へ視察に行った時の話をご紹介します。この工場は日本国内で製造する靴下の大部分を請け負っていて、靴下ができるまでの過程を見ることができます。工場での視察では製造ラインの効率化に対するメーカー様の努力や、多くの方が製造に関わっていることを知ることができ、メーカー様が原価を下げることがどれだけ大変なことなのかを痛感することとなりました。それでもバイヤーとして価格交渉はしなければなりませんので、原価1円の重みを理解したうえでメーカー様との交渉に臨むようにしています。製造現場から商品がお客様の手元に届くまで、それに関わる全ての人に気を配ることのできるバイヤーになりたいと思っています。

これから既製品の仕入れだけではなく、商品開発にも挑戦する予定です。メーカー様と連携しながら、デザインや口紙(製品をはさむようにして取り付けられてある紙)など細部にまで拘った商品を創りたいと思っています。一から企画した商品がお客様に選ばれ、永く売り場に並べられている、そんな商品を開発していきたいと思います。