小林 絵真Ema Kobayashi

経営情報学部 経営学科

令和2年4月より地域創生学部 地域創生学科

プロフィール

近畿大学附属和歌山高等学校出身
2017年に経営情報学部経営学科に入学。平野先生のゼミに所属している。2019年7月から広島観光親善大使として活動を開始、広島の魅力を多くの人に発信するため、PR活動に積極的に取り組んできた。
趣味は映画観賞で、映画館や自宅で2019年は年間85作品を鑑賞するほどの映画好き。
中国語は一般会話ができるレベルまで修得し、今後は韓国語も学んでみたいと、語学の学修にも積極的に取り組んでいる。

新型コロナウイルスの感染拡大で、夢への道が閉ざされてしまったにもかかわらず、本取材では大学での生活はとても素晴らしかったと笑顔で語ってくれた。どんな逆境でも自身の進むべき道を選択し、前向きに力強く歩み続ける彼女の生き方を、多くの人に知ってもらいたい。

CAになる夢が私の可能性を広げてくれた。
逆境を乗り越えて、進むべき道を歩み続ける。​

大学では経営学を学びたい、高校時代は経営学科を有する横浜の大学を目指していましたが、先生から県立広島大学の受験を勧められ、2017年4月、経営情報学部経営学科に入学し、和歌山から広島にやってきました。​​

夢はCA(キャビンアテンダント)になること。

将来CAの仕事で役に立つと思ったので、中国語の授業はとても頑張りました。もちろん経営学も一生懸命学んだんですけど、中国語の授業を担当してくれた先生がとても面白くて、中国語のことがどんどん大好きになり、自然と勉強が進みました。今では日常会話レベルであれば自分の言葉で中国の方と話をすることが出来ます。

広島観光親善大使の選考にも挑戦しました。挑戦初年度は惜しくも落選となりましたが、CAになるためのマナーや所作を学んで翌年再挑戦し、2019広島観光親善大使として選出されました。大勢の人の前に立ち広島の魅力を発信する経験は、普段の生活ではなかなかできる体験ではないですし、自信と度胸をつけるには最高のステージだったと思っています。広島フードフェスティバルやひろしまドリミネーションの点灯式、島根県浜田市の観光PRイベントなど様々な行事に参加し、任期満了を迎えるまで精一杯役目を果たすことが出来ました。

私の大学生活は、CAになる夢を中心に回っていたと思います。

ところが就職活動を開始した矢先に、新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、航空業界を取り巻く環境が急激に悪化したことでCAの新規採用がなくなってしまいました。突然CAへの道が閉ざされてしまうなんて、夢にも思っていませんでした。現実と向き合うのはとてもつらかったですが、平野先生やキャリアセンターの皆さんが親身になって話を聞いてくださったおかげで、新しい道を探そうと気持ちを立て直すことが出来ました。その後は和歌山の実家を拠点に就職活動を続けることにしましたが、オンラインでの面接対策や必要な書類の迅速な郵送対応など、キャリアセンターの手厚いフォローのおかげで、不自由なく活動ができました。

残念ながらCAの仕事ではありませんが、私が本気で頑張りたいと思った会社に就職することが決まり、来春から社会人としての新しい生活が始まります。CAを目指して得たスキルや経験を活かしながら、積極的に仕事に取組み、かっこいい大人になれるようキャリアアップをしていきたいと思います。