先輩教えて!
けんひろのこと

りほ
インタビュアー
りほ
Tさん
インタビュイー
Tさん

Tさん

保健福祉学部 看護学科 2年

(広島県立福山誠之館高等学校 出身)

インタビュー日
2021.4.4
Tさん

オンライン中心の生活も有意義な時間に

りほ
では早速インタビューを始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
まず勉強面や生活面で、入学して初めて気づいたことや思ったことがあれば教えてください。
Tさん
高校までの勉強って漠然としてるっていうか、将来何に繋がるのかなっていうので、勉強の意欲が湧かないなと思ってたんですよね。それが、大学に入ったら自分がなりたい職業に直結する勉強だから、めっちゃやる気出るんじゃないかなって思ってたんですけど。まぁそんなことはあまりなくて。(笑)普段の授業も難しいんだろうなとは思ってたけど、実際難しくて大変だなって勉強面では思いましたね。特にオンラインだからなのか、前期の方だと資料を渡されてそれを自分で調べて勉強する「オンデマンド」っていう形式の授業が多かったんですけど。初めて聞く言葉も多く、まずその言葉について調べるのがかなり大変でした。対面だと、もうちょっと周りの友達ともしっかり教え合えたのかなと思うんですけど…
りほ
そうだよね。専門的な授業ばかりだからといって、勝手に意欲が湧きあがってくる!みたいなことはあんまりないよね。だからこそ、興味のある授業を自分で選択したり、それぞれの授業の楽しみどころを自分で見つけることが大切だよね!
ちなみに、Tさんは1人暮らしなんですか?
Tさん
いえ、実家から電車で通ってます!
りほ
そうなんですね!初めての1人暮らしっていうこともあって、生活面でここは想像と違ったなっていうことはありましたか?
Tさん
入学する前は大学に対面で通えると思ってたので、友達をたくさん作ってゴールデンウィークまでにはもうみんなと馴染んで楽しくなってるのかなっていう大学生活を思い描いてたんですけど。実際は年に10回も行けないくらいだったので、まだ全然友達いないなって感じですね。その中でもLINEとか授業を通して繋がれた子と、ちょっと遊びに行けたりしたので、総じてそんなに悪くもなかったのかなって思うんですけど…。
あと自分は広島市に住んでるんですけど、通うのにちょっと時間がかかるじゃないですか。それが、オンラインだとその時間を自分のために時間を使えたっていうか。ダイエットしたいとかメイクの勉強したいとか、アルバイトのシフトも結構入れられたりして、そういう面ではオンラインだったけど有意義に過ごせたのかなって思います。

看護学科にも面白い子がいっぱい!

りほ
では次に、入学前と入学後のギャップというか、想像してた大学生活とこういうところは違ったなっていうことがあればぜひ教えていただきたいです。
Tさん
まず人のイメージなんですけど、結構勉強するぞー!みたいに真面目な子が多いのかなって勝手に思ってたんですよ。でも実際に看護学科の子と何人か話してみると、もちろんみんな勉強もやってるけど、面白い子とか楽しい子が多く感じて、すごく過ごしやすい雰囲気だなぁと思いましたね。
りほ
確かに!看護学科は特に女子が多くて、そもそも学科の人数も多いからこそ、多種多様な人がいそうだなっていうイメージはあります。
Tさん
そうですよね。(笑)だけど、看護学科は61人がAとBでそれぞれ31人と30人っていうように分けられてるんですよ。なので、自分はAクラスなのでAクラスの子しか知らないし、同じAクラスでも名前と顔が一致しない子もまだいますね。なので、まだ友達制覇は全然できてないんですけど…
りほ
そうなんですね。AクラスとBクラスっていうのは、何を基準に分けられてるんですか?
Tさん
単純に名前順、学籍番号順ですね。
りほ
なるほど!AクラスとBクラスでは授業を受けるのも別々なんですか?
Tさん
授業は一緒の時もあるし、Aクラスは3時間目でBクラスは4時間目っていう日も結構ありますね。
りほ
へぇ~!そうなんじゃ!全然知らなかったです!

履修登録はできれば最大限の単位数を取った方が良いかも…

りほ
次に、けんひろに入学して1年間学校生活を送ってみて、「これ失敗したなぁ」とか「新入生の人、これ気を付けて!」っていうことがあったらぜひ教えてください。
Tさん
自分は単位を早めにたくさん取っておいた方が良いっていうイメージがあったので、履修登録で結構たくさんの授業をとったなって思ってたんですけど、もっとたくさんの単位数を履修している子も結構いたんですよ。なのでそういう子を見ると、自分がダラっとしてる時間に、もっと履修できたなら取っとけば良かったかなっていうか、取れるだけ取っておけば良かったと思いますね。やっぱりダラダラしたい日というか、朝授業がない日が欲しくて、1.2限に授業がない日をつくったんですけど、もうちょっと考えて履修登録をすべきだったなぁと…
りほ
なるほど。コミュニケーション障害学科は履修登録については、先生方からオススメの科目、履修を推奨されている科目みたいなのがあって、ほとんどみんなそれに従って履修したので、ほとんどみんな同じような単位数だったような気がしますね。
履修登録は学科によっては気を付けるべき点かもしれないですね。

通う時には防寒対策を忘れずに!

りほ
Tさんは電車での市外からの通い勢ということだったので、通学の時に例えばこういうこと気を付けた方がいいよとか、こういうもの持ってた方がいいよ、といったアドバイスがあればぜひ教えてください。
Tさん
そうですね、まず朝は広島駅から電車に乗ると、人が多くて西条駅くらいまでは座れないことが多いですね。
あと、冬は広島市と三原市で結構な気温差があるというか、三原の方がすごい寒く感じました。三原駅から大学まで、自分は自転車で行くんですけど、広島の朝6時半より三原の8時半に乗る自転車の方がよっぽど寒いなって感じるぐらいですね。なので三原では手袋とかの防寒対策をしっかりしておかないと、特に自転車の時は凍えるなって思います。
だいたいは友達と2人で通ってるんですけど、お互いめちゃめちゃ眠くて、2人とも寝て会話なしみたいなことはよくあります。(笑)帰りは電車で広島に帰る子が4,5人いるので、それぞれ途中で降りては行くんですけど。喋りながら帰ると、1時間半ぐらいの帰路だけど時間がすぐ経つなっていうくらい楽しいので、一人暮らしの方が楽しそうに見えるんですけど、「広島方面なんじゃ!一緒に帰ろう!」っていう感じでできる友達関係っていうのも市外からの通いの良さかなと思います。

将来はバリバリ働く助産師に

りほ
今、Tさんは看護学科で学ばれていると思うんですけど、将来の夢とかこんな人になりたいなっていうものがあればぜひ教えてください。
Tさん
私は昔から助産師にすごくなりたくて。看護師の資格を取らないと助産師は絶対に取れないので、助産師の資格を取るために看護学科に通っている感じです。なので、将来は助産師になりたいなっていう気持ちが1番強いです。助産師になってからはすごい大変だと思うんですけど、やっぱり働く女性に憧れるので、バリバリのキャリアウーマンというか、たくさん働きたいなって思ってます。
りほ
そうなんですね。そもそも助産師になりたいって思ったのはどうしてなんですか?
Tさん
私の親が医療系の職業で、特にお母さんが助産師の資格を持っているっていう影響なのか、昔から医療系の職業に就きたいなと漠然と思ってましたね。
小さい頃はお医者さんとかもいいなって思ってたんですけど、やっぱり親の影響で助産師さんに憧れてました。
りほ
なるほど、ありがとうございます。

志望理由書は自分の想いを素直に書いて

りほ
ここからは、けんひろを受験しようと思ってる高校生に向けて、Tさんはこういうことに気をつけて勉強したよとか、受験勉強でこういうことやっといた方がいいよっていうことがあったら教えてください。
Tさん
看護学科の場合は、センター試験(現在の共通テスト)の結果と2次試験は志望理由書と面接だけなので、まずはセンターだと思うんですけど。センター終わってから面接の練習をしっかりやったり、志望理由書を何回も書き直したりしましたね。学校の先生とも話す中で、やっぱりまず看護学科に入るんだから、志望理由書は看護の事をメインで書いたほうが取ってもらいやすいんじゃないかっていうのがあったんです。でも、自分の場合は看護は助産師になるための過程として行くっていう思いが強かったので、志望理由書のほぼ半分以上は助産への熱意しか書かなかったんですよね。なので、高校の先生にはやばいんじゃないかと言われたんですけど結果的には合格したので、私一人の経験でそんな大丈夫と言えないとは思うんですけど、受験生の中にもしそういう方がいても、助産師になりたい思いをしっかり書いて良いと思います。
面接については、学校でもらった過去問とか、本屋さんに看護学科に行くための、医療系の面接のための本みたいなものの中に書かれている聞かれやすい質問とかの答えを日々考えて、覚えるようにしてましたかね。いろんな答えのパターンを考えておくと良いと思います。

メッセージ

りほ
最後にこれをご覧になっている方へ向けてメッセージをお願いします。
Tさん
看護学科の先生方は、結構厳しい人が多いのかなっていう勝手なイメージがあったんですけど、ベッドメイキング等の実習を通して、先生方みんな優しくて、すごい話しかけやすいなって思いましたね。たくさん笑ってくれる先生が多いっていうか、それ違うでしょー!って笑いながらつっこんでくださるので、オンライン授業とかちょっと実習を経験してみた感じだと、良い先生が多いのかなって思いますね。
りほ
はい、ありがとうございました!

インタビューを終えて

Tさんとお話しする中で、自分の知らなかった看護学科ならではの魅力や苦労を知ることができて、今回掲載できなかった部分のお話もとても勉強になりました。
オンラインという環境の中でも、けんひろでの日々に楽しさを見いだされていたTさんはとても素敵だなと思います。
インタビューを受けていただき、ありがとうございました♪

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