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【生命環境学科生命科学コース】卒業生・在学生座談会-長尾研紹介

印刷用ページを表示する 2023年10月30日更新

  卒業生たちが社会でどのように活躍しているかを紹介する“【生命環境学科生命科学コース】卒業生の声"を紹介していますが、今回は長尾研究室の卒業生と在学生の声を座談会形式でお伝えします。

座談会形式の長尾研究室紹介(動物細胞培養技術や分子生物学的手法を用いて食品の機能性について研究しています)

Lさん、Pさん:卒業生
Qさん、Vさん、Xさん:在学生

今回、長尾研究室で卒論研究をした卒業生のかた2名と、現在、卒論研究をしている4年生の3人がオンライン上で集まってくれました。現在の仕事のことや就職活動について語ってもらいます。

長尾:色々差しさわりがあるかもしれませんので、Lさん、Pさん、Qさん、Vさん、Xさんと呼ばせていただきます。

まずは、簡単に自己紹介をお願いします。まずはLさんからお願いします。

Lさん:大学を卒業して10年が経ちました。最初は鶏卵生産会社に就職しましたが2年でお菓子メーカーに転職して今8年目です。

長尾:そうですか。転職の経緯は後で詳しく聞かせてください。次はPさんお願いします。

Pさん:広島県内の食品メーカーに入社して2年目です。

長尾:就活や新社会人生活がコロナ禍に重なって大変でしたね。次は在校生の皆さん、お願いします。卒業後の進路を教えてください。まずはQさん。

Qさん:××県の中学校の理科の先生になる予定です。

長尾:実は私はQさんの広島県内であった中学校での教育実習に立ち会いました。

Qさんの熱意あふれる実習の姿に感動しました。きっと良い先生になると思います。次はVさん。

Vさん:広島県内にある市役所に内定をもらいました。

長尾:良かったですね。第一希望でしたもんね。お待たせしました。最後はXさん。

Xさん:××地方に本社がある化粧品メーカーに就職予定です。

長尾:Xさんも第一希望の業界で内定が決まってホントに良かったです。

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では皆さんにお尋ねします。振り返ってみて、大学生活はどうでしたか?まずは卒業生の方からお願いします。

Lさん:ぶっちゃけて、少し田舎すぎるというのが、入学しての率直な感想です(笑)

ただ、家賃が格段に安いですし、学生寄りの飲食店や居酒屋はありますので普通に楽しめますよ!私は広島市内出身ですが市内とは衣食住にかかる費用が全く違います!

Pさん:あっという間の4年間でした。自分の学びたい食品について学び、沢山の人との出会いで大変充実した学生生活を送ることが出来ました。一人暮らしやアルバイトは初めての経験でしたが、とても勉強になりました。

長尾:続きまして在校生の皆さんはどうですか?大学生活はどうですか?

Qさん:大学生活では、授業とアルバイトの両立に力を入れていました。特にアルバイト選びは今後に活かせることをしたいと思い、塾の講師として働いていました。

Vさん:私はスーパーのレジと塾のアルバイトをしていたのですが、人と接すると機会がとても多く、コミュニケーション能力が向上したと思います。

Xさん:入学当初はコロナ生活で人と会う機会が少なく不安でしたが、授業や実験を通して友達を作ることができ、楽しむことができました。

長尾:皆さん、大学生活を楽しめたようで良かったです。

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長尾:では卒業生のLさん、Pさんにお尋ねします。大学での経験が今の生活や仕事に役立っていることはありますか? 大学生の時にやっておけばよかったと思うことはありますか?

Lさん:私の場合、研究そのものが直結はしていません。しかし勉強・研究のおいての成果を出すための探究心や物事への調べ方は身に付きます。当然ですが就職すると学生の時より成果を強く求められますので必ず役立ちます。

Pさん:研究室で粘り強く研究し続けたことが今の仕事に生きていると思います。

現在は、食品系の開発職として働いています。忍耐力のいるような仕事であるため大学生の時に身につけた力が役立っています。

長尾:研究室での活動が少しでも役に立っていると言ってもらえて、とても嬉しいです。

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長尾:では就職活動についてお尋ねします。次は在校生の人からどうぞ。就職活動はどうでしたか?面接はどんなことを聞かれましたか?

Qさん:私は教員採用試験に絞って就職活動を進めていました。採用試験は基本的に筆記試験を通過しないと面接試験を受けることが出来ないので、とにかく専門教科の勉強をしていました。始める時期としては3年の夏休み辺りでした。

面接では教師としてどんなことをしたいか、自分の長所とそれを教員になってどう活かすかなどを聞かれました。模擬授業では、その場で授業を組み立て、それを4人の面接官の前で行ったあと、その授業で気を付けたことなどを聞かれました。

Vさん:私は公務員試験と企業を並行して受けたので、対策をするのが大変でした。面接ではどちらとも自己PRを聞かれたため、自己分析をしっかりしておくことが大切だと感じました。

Xさん:大変でしたが、面接回数を重ねるにつれ自分のことを話せるようになりました。

 面接では受けている企業、またそれぞれの企業の特徴を聞かれたため、企業研究が必要だと感じました。

長尾:卒業生の方はどうですか。就職活動はどうでしたか?

Lさん:アルバイトで何を学んだかを聞かれました。私はガソリンスタンドでアルバイトをしていましたが、企業からするとアルバイトとはいえ働いていた時の姿勢を確認したいようです。(実際に採用頂いた人事部に聞きました)

個人的にはアルバイトはしておいた方がいいです。大学生活で社会に出ている唯一の場面なのでアピールにも繋がります。

Pさん:自分が学生時代にしたことや、頑張ったことをメインで聞かれました。また、なにがしたいかも尋ねられました。

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長尾:最後に転職を経験されたLさんにお尋ねします。どのような経緯で転職されたのでしょうか?

Lさん:卒業後、農学部系を活かそうと養鶏会社に入社しました。工場と農場が併設されていて農場メインの仕事をしていたのですが、工場業務も手伝う事がありました。そこで工場でのモノづくりや機械オペレーションに魅力を感じ配置換えを希望したのですが叶いませんでした。それで工場勤務ができる今の製造業界に転職しました。

長尾:そんなことがあったのですね。希望する職種に転職できて良かったと思います。今回の皆さんの話は県立広島大学への進学を考えている人の参考になると思います。ありがとうございました。


以下は研究室の様子です。

研究室で日々研究に取り組んでいます。

研究室風景
研究室風景2
研究室風景3
研究室風景4

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さらに詳しく知りたい人はこちら

長尾准教授

生命科学コースHP

大学院生命システム科学専攻HP

 

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卒業生の声・これまでのまとめ1

卒業生の声-まとめ2