2023年10月5日(木曜日)3限に,コミュニケーション障害学演習の一環として保育所見学発表会を行いました。
この発表会は,8月に三原市内の公立・私立の保育所(こども園)10園にご協力いただき,実施した,保育所の1日見学の総まとめとして行われました。
この見学の目的は,1年次第3クォーターの必修科目である「言語発達」の授業が始まる前に,乳幼児期の子供たちの発達やその多様性を実感してもらうことにあります。
学生は,各園に数名ずつのグループで見学に行くため,お互いの学びを共有することがこの発表会の目的です。
各グループでは,実際に見た子どもの様子を発達段階と対応させながら説明をしていました。また,言語発達だけでなく,運動面や社会性,認知発達などさまざまな側面から見ることで,子どもの発達を全体的にとらえることの大切さを学んだようです。
コミュニケーション障害学コースでは,段階的な学びができるよう1年次から地域の方々や施設などにご協力いただきカリキュラムを組んでいます。