県立広島大学では、中学校・高等学校教諭や栄養教諭の教員免許状が取得可能であり、教職を志す学生たちが在籍しています。
教育実習を数ヶ月後に控えた春休み中の2月半ばから4月の頭にかけて、週2回のペースで、4月から4年生になる学生たちを中心に自主的に授業の練習会を実施しました。
以下は、中心となって練習会を実施・運営した横目廉正君(国際文化学科)による報告です。
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教育実習や教員採用試験を目前に控えた春休みの間、週に2回、各教科の授業の練習会を行いました。
毎年教育実習の直前に授業の一環として模擬授業を行う機会はありますが、経験を積んでより自信を持って実習に臨めるよう、練習会を開くこととなりました。教員免許状取得を志すメンバーがそれぞれ担当の回に模擬授業を行い、その他のメンバーが生徒役となって授業後に講評をしました。本学の先生方や他大学の学生にもお越しいただき、多方面からの様々な意見を交流できる充実した会となりました。
また、練習会のあとには、教員採用試験を受験するメンバーで勉強会を開き、過去の試験問題を解きました。こちらも、メンバー同士で解説しあい、議論を深めていく中でとても良い学びになりました。
教職課程における学びを充実させるために、このようなメンバーで「ひまわりのたね」という教育ボランティアサークルを立ち上げました。ですが、昨年度できたばかりのサークルなので、あらゆる取り組みを手探りの状態で行なっているところです。
今後は、私たち4年生のメンバーが教育実習と教員採用試験に向けてしっかりとした準備を行えるよう活動を続けていくとともに、後輩たちがこの活動をさらに発展させていけるような土台作りをしていきたいです。
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