国際文化学科1年生後期の「国際文化学入門」は、学科の教育課程に用意された主専攻・副専攻プログラムの概要を学ぶための科目です。
学生は主専攻プログラム「英米文化」「日本文化」「東アジア文化」の中から1つ、副専攻プログラム「人間理解・国際理解」「比較文化」「比較言語」の中から1つ、都合2つのクラスを選択し、授業を受けます。今回実施した「グループワーク(1)」は、3つの主専攻プログラムに分かれた学生が、各々の学修成果を持ち寄って交流し、それぞれの専攻の授業内容を共有することを目的としています。
当日の授業では、あらかじめ配布されたマニュアルにもとづき、学生がグループに分かれて各専攻の学修内容にもとづく4択クイズを作成し、相互に解答しあうことによって学修成果をシェアしました。
授業後、学生からは「自らが習ったことを復習でき、他の主専攻がどのようなことを学んだのかも知ることができて良かった」といった声が聞かれました。こうして学修内容を共有することで、これからどの主専攻を自らのフィールドとして選択するのか、考えるためのヒントになればと思います。
なお、来年度には学部学科の再編が行われ、人間文化学部国際文化学科は地域創生学部地域創生学科地域文化コースとして生まれ変わりますが、地域文化コースの学びを広く見渡し、能動的な学修姿勢を養うことのできる科目として「多文化共生入門」「文化継承入門」が開講されます。