去る12月15日日曜日に、広島・山口の7つの大学が集まり、それぞれ独自のパフォーマンスを取り入れた英語教育実践の報告をするイベントOral Presentation and Performance(OPP)が、安田女子大学の「まほろばホール」で開催され、県立広島大学からは、国際文化学科の3年生、「英国社会文化論演習」の履修者が参加しました。他の参加大学は、広島市立大学、安田女子大学、広島工業大学、海上保安大学校、広島国際大学、山口学芸大学です。それぞれの大学が、英語劇、英語による合唱、キャンパスライフの英語での解説、英語でのスピーチ、チャンツでの英語表現など、多彩な実践を披露し合い、その成果を報告し、お互いに大いに刺激を受け、また親睦を深めることができました。
県立広島大学チームは、ウィリアム・シェイクスピア作 『真夏の夜の夢』より第3幕・第2場を中心に現代英語で上演しました。これは、今年5月24日にイギリスのプロ劇団ITCL(International Theatre Company London)による舞台公演A Midsummer Night’s Dreamが国際文化学科の主催で、県民文化センター・ホールにて行われたことを受けてのことです。この舞台を参考にして、7月、同じ演目を3年生の専門授業科目「英国社会文化論基礎演習」の授業の一環として全編の舞台公演を行いました。今回のOPPイベントでは、この中から第3幕第2場と最終部分を抜粋した「短縮版」として、5名の学生が上演しました。