例年,国際文化学科では「卒業論文発表会」をポスター発表形式で実施しています。しかし,今年度は新型コロナ感染拡大防止の観点から,オンライン形式での開催となりました。
卒業論文を提出した82名の学生が卒論の概要をまとめた10分間の動画を作成,これをTeamsに掲載し,学科教員や大学院生,学部1~3年生による意見,質問,コメントを受け付け,オンラインでの討議を実施しました。動画の制作やアップロードなど,例年とは異なる作業に挑戦することになりましたが,多くの下級生からコメントが寄せられるなど,オンライン形式ならではのメリットも明らかになりました。
2月9日(火曜日)および10日(水曜日)には「卒業論文口頭試問」を実施しました。主査(卒業論文指導教員)・副査の教員から,問題意識,研究の対象,方法,調査,調査結果の整理と解釈,結論,論文の体裁等について細かな意見や質問が出され,一人当たり30分にわたって質疑応答が行われました。
4年生にとっては,大学生活の集大成である卒業論文の内容を披露し,意見や質問を受けることで,4年間にわたる学修の手ごたえを確認するとともに,新たな気づきやさらなる課題を知る良い機会になったようです。
また,やがて卒業論文に取り組む1~3年生にとっても,今後の学業の方向性を思い描く貴重な場となったようです。
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