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主な担当科目 :地域包括ケアシステム論,ケアマネジメント論,精神保健福祉の原理Ⅱ
研究キーワード:地域包括ケア,ケアマネジメント
趣 味 :ソフトボール、シュノーケリング,スキー

心不全のの語りを通した地域連動型支援プログラムの開発に関する研究を他大学の教員と現場のソーシャルワーカーやケアマネジャーの方々と協働で行っています。心不全の人は年々増加しており,セルフケアが重要と言われています。しかしながら,自覚症状が少ないため気づきにくく,入退院を繰り返す特徴があります。徐々にからだがしんどくなり行動範囲が狭くなり生きがいが狭まっていくなども起きてきます。
入退院を繰り返し、Quality of Lifeが低下する負の連鎖を断ち切り,地域での生活を継続するためのプログラム開発を行っています
地域包括ケアシステム論は、保健福祉学部の2年生を対象とした共通科目となります。
住み慣れた地域で暮らし続けるためにどのような条件を整えていく必要があるのかを、さまざまな視点から検討します。住んでいる場所をはじめ、さまざまな社会的要因が健康格差をつくりだしています。自分らしく生きるために、自ら考え行動することを、共に学んでいきましょう。
社会福祉分野の研究を志すようになったきっかけは、大学での社会活動へ参加した体験でした。ちょうど戦後築いてきた社会保障・社会福祉制度の見直し、改革が議論されていた時期でした。なにが私たちの暮らしに役立つものかを多くの学生や先生方と議論し、社会活動にも参加しました。その体験を通して、社会をもっとよくしていくためには、知識を身に着け理論武装しなければならないと考えたことで、大学院へ進学することにしたのが研究活動へのスタートでした。