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【人間福祉学コース2025】教員インタビュー 松宮透高

印刷用ページを表示する 2025年1月14日更新

教員インタビュー 松宮 透高 先生

主な担当科目   :ソーシャルワークの理論と方法(専門)Ⅰ

研究キーワード:メンタルヘルス・ソーシャルワーク 子ども虐待

趣 味      :偽ヴァイオリニスト・鉄道ヲタ・ソーシャルノーカー(米や野菜づくり)

 

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Q1  今現在取り組んでいる研究を紹介してください。

  「メンタルヘルス問題のある親による子ども養育世帯へのソーシャルワーク支援」に取り組み、子ども虐待やヤングケアラー問題の背景にある精神保健福祉課題を研究しています。今年は、「児童養護施設における子どもの向精神薬服用の実態と支援関係への影響、精神科医療機関との連携」、「児童相談所におけるソーシャルワーク実習および新任者スーパービジョンの実際、実習とスーパービジョンの一体的体制整備」に関する調査にも取り組みます。さらに、高校生の社会福祉進学の志向性と福祉系大学教員のアイデンティティ調査も計画しています。教育や運営業務で忙しくても、直に聴き、調べ、実感したことを学生の皆さんにお返しし、教科書に留まらない、生きた教育をしたいと願っています。

Q5  ゼミでの活動、過去に指導した卒業論文のテーマなどを紹介してください

​ 「現場に触れる」こと、可能な限り当事者や支援者と出会い、現地視察、インタビュー、アンケート調査に直接取り組む経験を大切にしています。ゼミのメンバーで行くスタディツアーでは、メンバーの関心やテーマに沿って北海道、東京、横浜、名古屋、熊本、沖縄などに行き、多くの先駆的実践に学ぶ機会を得てきました。スクールソーシャルワーカー、精神科医、精神保健福祉士、児童福祉司、訪問看護師、社会福祉士、保育士…。専門職それぞれの素敵な実践に触れることは、実感的な発見をもたらしてくれます。

Q3 最近行った地域貢献があれば紹介してください。

 児童相談所、行政、福祉施設のスタッフなど、地域で児童虐待問題に取り組んでいる皆さんの研修に、広島県を中心に関西から沖縄まで各地で取り組んでいます。うまくいかないとき、私たちは無理をし、人とのかかわりを避け、孤立しがちです。孤立は「応援」まで遠ざけ、さらに難しい状況を生み出しますね。ですから、ここではただの講演ではなく「応援」し合える「場」づくりの方法を一緒に考え、工夫し、体験します。まずは自ら「語り」「応援」された体験をすることが大切です。「苦労」している当事者を主人公とし、支援者と対等な関係の中で、その人の力の発揮を「応援」する。こんな視点が、これからの社会づくりの基盤になると考えています。