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青井 聡美(あおい さとみ)

印刷用ページを表示する 2023年5月1日更新

研究者紹介

青井先生

所属:保健福祉学部 保健福祉学科看護学コース 職位:教授  学位:博士(保健学) 

研究室:県立広島大学三原キャンパス3516号室 

E-mail:aoi@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/aoi

研究に関する自己PR

中高年女性を対象とし,骨密度および動脈硬化、認知機能との関連について縦断的に研究しています。また,科学的な根拠に基づいた看護を提供するために体位変換や移動介護技術,注射に関する基礎看護技術の研究に取り組んでいます。 

研究テーマ

基礎看護技術に関する研究 認知機能とメタボリックシンドロームに関連する研究 効果的な教育方法に関する研究

研究の特徴・内容

2008年から打ち出された特定検診(メタボ検診)は,動脈硬化性疾患に進みやすいハイリスク例をピックアップし,ライフスタイルの改善などでその発症を防ぐことを目的としています。そこで,呼吸や食事に影響されず,腹部内臓脂肪量とも相関することが報告されている首周囲径に着目しました。首周囲径は肥満に関連した代謝異常における独立した影響因子であることが明らかとなっています。首周囲径の変化が動脈硬化関連指標の変化に影響するか前向き研究を行い,首周囲径がウエスト周囲径に比べて動脈硬化の鋭敏な指標であることを明らかにしました。

また,現在,筋肉注射の科学的な根拠を明らかにするための研究に取り組んでいます。 

受験を検討している方々へ

専門教育科目では「日常生活援助方法論」や「フィジカルアセスメント」など主に基礎看護技術に関わる科目を担当しています。

看護は人間を生物学的,心理社会的存在として捉え,その人の健康に働きかけ実践します。そのため,看護は個々人が置かれている環境と人間との相互作用を含めた人間の健康を捉えていく必要があります。また,多様な対象の特性や状態を理解した上で,科学的な知識と技術を用いて,必要とされる看護を判断することが必要です。そのため,「動く」「食べる」「排泄する」「眠る」など日常生活行動に関する機能や行動の意味を理解し,看護実践するために必要な基礎的な看護の方法を学ぶ授業をしています。

看護を提供する前になぜその看護を提供しようとしているのかを考え,対象者にとって効果的なケアを実践できる能力を高めてほしいと考えています。

また,科学的な根拠に基づいた看護を提供するために,体位変換や移動介助技術,注射に関する技術など基礎看護技術に関する研究を行っています。

連携協力を検討している方々へ

総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇し,令和元(2019)年で28.4%に達し,令和18(2036)年に33.3%で3人に1人が高齢者となる。(令和2年度高齢社会白書)

また,ライフスタイルの欧米化に伴い脂肪摂取過多の食生活や運動不足が誘因の内臓脂肪型肥満による生活習慣病を有する人が増加し,生活習慣病関連の疾患は,国民医療費全体の 1/3 を占めると言われています。生活習慣病の危険因子である高血圧や高脂血症,動脈硬化,肥満などは認知症の発症にも関与していることが明らかとなっています。そこで,研究協力に応募した三原市在住の中高年女性を対象に定期的に健診を行い,骨密度および動脈硬化と認知機能との関連について縦断的に検討しています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      看護師

      キーワード

      車椅子移乗介助・腰痛・看護技術・看護教育・生活習慣病・認知症・動脈硬化 

      関連するSDGs項目

      34


      所属別一覧