陳　春祥（ちん　しゅんしょう）

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

所属：地域創生学部地域創生学科地域産業コース　職位：教授　学位：博士(工学)

研究室：県立広島大学広島キャンパス1565号室　

E-mail：chen＠（＠の後にを付けて送信ください）

研究内容：https://researchmap.jp/cxcxchen

研究室Ｗｅｂ：https://www.in.pu-hiroshima.ac.jp/works_pub/

研究に関する自己ＰＲ

データ通信(Webアクセス、ファイル転送、電子メールの配送など）、映像、IoTなど様々なメディアに応じたトラフィック(ネットワークを流れるデータ)制御の通信方式の提案、ネットワークシステムの性能設計、性能評価を行っています。　

研究テーマ

インターネットのトラフィックの混雑制御、高信頼性通信方式の開発、ネットワークの設計構築、ネットワークセキュリティー、ネットワークシステムの性能評価、IoTシステムのデータ転送方式など　

研究の特徴・内容

主として以下の研究課題に取り組んでいます。(1)高信頼性を要する通信システムにおける誤り制御に関する研究；通信システム内外のノイズや伝搬過程での信号減衰、歪みなどで誤りやデータの紛失が起こり得ます。このような環境でも信頼性を提供する誤り制御方式の開発を行っています。(2)インターネットにおける輻輳制御に関する研究；インターネットはその仕様のシンプルさのおかげで、様々なメディアを統合し、情報通信基盤になってきたが、ネットワーク内の混雑（輻輳）制御は今でも課題の1つになっています。我々はIPと互換性を持ちつつ、通信のエンドデバイスに実装可能な輻輳制御方式の開発と性能評価を行っています。(3)複数の通信回線（チャネル）を有する通信デバイスが普及してきました（例えばスマートフォーンにはWi-Fi、5Gやブルートゥースなどのチャネルがある）。複数の通信回線を同時に利用して通信効率の向上に寄与する通信方式の開発及び性能評価を行っています。(4)ネットワークの運用に関わるセキュリティ技術（特にファイアウォール、不正アクセス防御、アドレス変換）、スパムメール対策、セキュアなWeb技術になどに取り組んでいます。　

受験を検討している方々へ

地域創生学科・地域産業コースの情報システムユニットにおいて、私は全学共通の基礎科目（ICTリテラシーⅠ、Ⅱ）及び線形代数、情報ネットワーク/同実験等の専門科目を担当しています。研究では、情報通信技術を如何に応用して我々の生活を快適・豊かにするかに軸足をおいて行っています。例えば、インターネット普及の黎明期から、迷惑メール対策や不正アクセスから情報機器を守るファイアウォール技術の開発、インターネット通信の品質保障などに関する研究に取り組んでいます。さらにICTの高度発達に伴う様々な新しいメディア（IoT小型デバイスのセンシングデータやビッグデータなど）に適した通信方式の開発及び性能評価などを行っています（後記Web頁参考）。これらの研究の成果を授業等に還元し、学生が最新の情報通信技術と実践に触れるように努めています。

連携協力を検討している方々へ

私は主に以下の研究課題に取り組んでいます。

(1)高信頼性を要する通信システムにおける誤り制御に関する研究通信システム内外のノイズや伝搬過程での信号減衰、歪みなどで誤りやデータの紛失が起こり得ます。このような環境でも信頼性を提供する誤り制御方式の開発を行っています。

(2)インターネットにおける輻輳制御に関する研究インターネットはその仕様のシンプルさのおかげで、様々なメディアを統合し、情報通信基盤になってきたが、ネットワーク内の混雑（輻輳）制御は今でも課題の1つになっています。我々はIPと互換性を持ちつつ、通信のエンドデバイスに実装可能な輻輳制御方式の開発と性能評価を行っています。

(3)複数の通信回線（チャネル）を有する通信デバイスが普及してきました（例えばスマートフォーンにはWi-Fi、5Gやブルートゥースがある）。複数の通信回線を同時に利用して通信効率の向上に寄与する通信方式の開発及び性能評価を行っています。

(4)ネットワークの運用に関わるセキュリティ技術（特にファイアウォール、不正アクセス防御、アドレス変換）、スパムメール対策、セキュアなWeb技術になどに取り組んでいます。