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岡田 玄也(おかだ げんや)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

所属:地域創生学部地域創生学科健康科学コース 職位:助教 学位:博士(生活科学)

研究室:県立広島大学広島キャンパス1668号室

E-mail:g-okada@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/g-okada

研究に関する自己PR

がんやがんに対する治療は,患者さんの栄養状態の悪化に大きく影響します。栄養状態の悪化を予防・改善するために重要な要因を管理栄養士の視点から解明するため,がん患者さんを対象に調査研究を行っています。

研究テーマ

がん患者(特に胃がん・食道がん)を対象にした研究[既存の栄養評価指標の有用性評価,新たな栄養評価指標の開発,手術後の低栄養状態を予防・改善する栄養学的因子の解明,食生活習慣や栄養状態と腸内細菌叢・便中代謝産物との関係性に関する研究]

研究の特徴・内容

胃癌や食道癌といった上部消化癌の手術では,胃や食道を切除・縫合することで胃が持つ大切な機能である貯留能が低下し,食事量が減少することが有ります。そのため,手術前だけでなく手術後にも低栄養状態になるリスクが存在しています。手術前から手術後の長期にわたる栄養状態,食事内容,生活の質(Quolity of Life; QOL)を定期的に調査し,その変化を解析しています。また得られた結果を基に,既存の栄養評価指標の有用性を検証し,さらに良好な栄養状態を維持するために必要な要因とは何か,を探索しています。

上記研究の他にも,栄養の消化吸収だけでなく,免疫機能や心理状態にも関わることが注目されている腸内細菌叢についても研究しています。この研究では若年女性を対象に,腸内細菌叢解析に加えて社会心理的ストレスや摂食態度・食生活習慣に関する質問票による調査を併せて行い,食行動と心,腸内細菌叢との関係を明らかにしようとしています。また腸内細菌叢の解析手法をがん患者さんの栄養評価に応用することも目指しています。

受験を検討している方々へ

胃癌や食道癌といった上部消化癌の手術では,胃や食道を切除・縫合することで胃が持つ大切な機能である貯留能が低下し,食事量が減少することが有ります。そのため,手術前だけでなく手術後にも低栄養状態になるリスクが存在しています。手術前から手術後の長期にわたる栄養状態,食事内容,生活の質(QuolityofLife;QOL)を定期的に調査し,その変化を解析しています。また得られた結果を基に,既存の栄養評価指標の有用性を検証し,さらに良好な栄養状態を維持するために必要な要因とは何か,を探索しています。

上記研究の他にも,栄養の消化吸収だけでなく,免疫機能や心理状態にも関わることが注目されている腸内細菌叢についても研究しています。この研究では若年女性を対象に,腸内細菌叢解析に加えて社会心理的ストレスや摂食態度・食生活習慣に関する質問票による調査を併せて行い,食行動と心,腸内細菌叢との関係を明らかにしようとしています。また腸内細菌叢の解析手法をがん患者さんの栄養評価に応用することも目指しています。

連携協力を検討している方々へ

現在,県内の医療機関と共同で研究を実施するとともに,学内・学外の研究者と腸内細菌叢や便中代謝産物の解析・分析を実施し,栄養学に関する幅広い領域での研究を行っています。今後は,基礎的な実験分野(腸内細菌叢解析)と臨床的な研究や臨床現場での実務経験を活かし,幅広い領域での研究を志向したいと考えています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      栄養士,管理栄養士,栄養教諭一種免許

      キーワード

      栄養,臨床栄養,栄養管理,がん,栄養評価

      関連するSDGs項目

      34


      所属別一覧