ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 研究者の方 > 研究者・研究紹介 > 研究者紹介 > 池田 ひろみ(いけだ ひろみ)

本文

池田 ひろみ(いけだ ひろみ)

印刷用ページを表示する 2023年5月1日更新

研究者紹介

池田先生

所属:保健福祉学部 保健福祉学科看護学コース 職位:准教授  学位:博士(生命システム科学)

研究室:県立広島大学 三原キャンパス3519号室 

E-mail:hikeda@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/hiromiikeda  

研究室Web:

研究に関する自己PR

 加齢に伴う疾患や身体機能低下の予防のために、地域住民を対象とした検診(骨密度検査・動脈硬化検査・認知機能検査など)を行いながら、骨密度や動脈硬化、脳機能や身体機能への影響や改善効果について縦断的に検討しています。

研究テーマ

 骨粗鬆症予防に関する研究、加齢に伴う疾患と日常生活習慣・認知機能に関する研究、効果的で効率的な自己学修支援に関する研究

研究の特徴・内容

 レモンの酸味の主成分であるクエン酸には、カルシウムや鉄なおのミネラルが参加してしまう前に包み込んで吸収させることで、体内へのカルシウム吸収を促進させる「キレート作用」に注目し、骨粗鬆症予防の観点から、カルシウムとクエン酸の摂取が骨に及ぼす影響について研究しています。女性は閉経を迎えると、エストロゲンの消退により骨吸収抑制不全をきたし、骨吸収が亢進した高骨代謝回転の状態となり、骨量減少が急速に進行するため、骨折を引き起こしやすくなります。閉経後の骨粗鬆症の予防のために、中高年女性を対象とした研究では、カルシウムを配合したレモン果汁飲料を継続して摂取することにより、レモン果汁に含まれるクエン酸のキレート作用により、カルシウムの吸収が促進され、骨密度の低下を抑制し、骨粗鬆症の予防に効果的であるという結果が得られています。

 看護学生にとって効果的かつ効率的な教育・自己学修支援についての研究を行っています。オンラインで学修する機会が増えたことにより、コンピューターや情報通信技術(ICT:Information and Communication technology)を活用し、効果的・効率的に自己学修できる支援ツールについて検討していきたいと考えています。 

受験を検討している方々へ

○レモンに多く含まれているクエン酸による骨への効果について研究しています。レモンにはビタミンCが多く含まれていることでよく知られていますが、クエン酸も豊富に含まれています。クエン酸はレモンの酸味の主成分で、カルシウムや鉄などのミネラルが参加してしまう前に包み込んで吸収させることで、体内へのカルシウムの吸収を促進させる「キレート作用」という効果があります。このキレート作用に注目し、骨粗鬆症予防の観点から、カルシウムとクエン酸の摂取が骨に及ぼす影響について研究しています。

中高年女性を対象とした研究では、カルシウムを配合したレモン果汁飲料を継続して摂取することにより、レモン果汁に含まれるクエン酸のキレート作用により、カルシウムの吸収が促進され、骨密度の低下を抑制し、骨粗鬆症の予防に効果的であるという結果が得られています。

○看護学生にとって効果的かつ効率的な教育・自己学修支援についての研究を行っています。オンラインで学修する機会が増えたことにより、コンピューターや情報通信技術(ICT:Information and Communication technology)を活用し、効果的・効率的に自己学修できる支援ツールについて検討していきたいと考えています。

連携協力を検討している方々へ

○「健骨・健康増進セミナー」での検診および公開講座に参画しています。公開講座では、これまでに、生活習慣病や認知機能低下予防についてのテーマで行っています。 ○近隣地区の保健福祉医療従事者を対象都市、2ヶ月に1回程度のペースで人の動きに関する研修会を行っています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      看護師 保健師 

      キーワード

      日常生活習慣 認知機能 加齢関連疾患 自己学修支援 看護技術 看護学 技術教育 

      関連するSDGs項目

      SDGs3SDGs4


      所属別一覧