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所属: 保健福祉学部保健福祉学科理学療法学コース 職位:教授,理学療法学科長,理学療法学コース長
学位:博士(保健学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス4421号室
E-mail:kanai@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/penk
医療におけるリハビリにて最も期待される成果は生活機能の獲得です。その生活機能の主要部分である“歩行”などの基本動作を運動学的に分析することでその効果を検証する研究を幅広く行っています。また運動分析に関連した高性能機器(表面筋電図,多用途筋機能評価装置,三次元動作解析装置など)による福祉機器の共同開発や製品評価を依頼されることも多くあります。
医療系学生を対象とした教材の開発,障害者の日常生活動作分析による理学療法に代表されるリハビリテーションの効果判定,三次元動作解析装置に代表される運動学的分析手法を用いた福祉機器・用具の効果判定および開発
臨床的視点を重視し,臨床経験および臨床現場での実践・協力を重視し,単なる運動・動作の計測のみを行うことは避け,医学・保健学領域としての研究を心掛けています。最近ではとくに“あしゆび”の機能について研究しています.“あしゆび”については,外反母趾や巻き爪などに代表される変形についての治療や予防の先行研究は数多く存在していますが歩行などの生活動作への影響についてはまだ周知されていないのが実情です。そのためリハビリ分野において昨今競うように研究が進められています。私たちの研究グループでも“あしゆび”の筋力や可動域,そして巧みさの重要度について検証しており,その過程でオリジナルの下駄の開発,砂浜歩行の実践などの成果をあげています。
理学療法士
理学療法学,運動学,人体動態解析学,物理的刺激