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金子 努(かねこ つとむ)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

金子先生

所属:保健福祉学部 保健福祉学科人間福祉学コース 職位:教授,三原地域連携センター長 学位:修士(社会学) 

研究室:県立広島大学三原キャンパス4423号室

E-mail:kaneko@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/read-1002

研究に関する自己PR

地域包括ケア構築,医療と介護の連携,そこに携わるソーシャルワーカーおよびケアマネジャーの人材育成と研修プログラムに関する研究を行っています。

研究テーマ

地域包括ケア構築とケアサービスの質評価,ケアマネジャー育成に効果的なスーパービジョン実施プログラムの開発,省察的実践の見える化と専門職の育成,持続可能な地域社会の創造,心不全患者の語りと社会的処方

研究の特徴・内容

専門職の語り,病や障害を抱えた当事者の語りに関する質的研究を通して,理論構築を図っているのが特徴です。対話を通して双方の違いを認識し,対話を重ねることで相互理解の可能性を探り,多様性の尊重,地域共生社会の実現を目指す研究を行っています。 

受験を検討している方々へ

受験生のみなさんは,2040年の社会を想像できますか。現在,世界規模でコロナ禍にあります。これまで当たり前だった日常の暮らしや社会のあり様が大きく変わることを余儀なくされています。そうしたコロナ禍にあって,貧困や生活問題を抱える人びと,社会から排除される人たちが確実に増えてきており,その対応は喫緊の課題となっています。こうした社会的影響により生じた個々の問題を個人の責に帰することなく,社会との関係で読み解きながら改善・緩和し,問題の発生そのものを予防する社会の仕組みづくりを進めていくうえで重要となるのがソーシャルワークです。

ソーシャルワークのグローバル定義(2014)では、ソーシャルワークを「社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である」と述べています。そして、「社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす」とし、「ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、“人々”や“様々な構造”に働きかける」とあります。

ソーシャルワークは実学であり,自身の抱える問題や課題はもとより,人びととともに考え,新たな社会を創造していく,そうした学びを本学人間福祉学コースで行ってみませんか。

連携協力を検討している方々へ

それぞれの地域や組織の実情,ニーズを踏まえ,エビデンスに基づく実践的な研究を行っています。一般化した後,それをいかに個別の事象に落とし込んでいくのか,エビデンス・ベースド・プラクティスからバリュー・ベースド・プラクティスへ昇華させていくことをめざして取組んでいます。

論文リスト

    著書

      専門資格

      社会福祉士,精神保健福祉士,介護支援専門員

      キーワード

      地域包括ケア,ケアマネジメント,スーパービジョン,精神保健福祉士,医療と介護の連携,省察的実践,当事者の語り 

      関連するSDGs項目

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      関連情報


      所属別一覧