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勝見 吉彰(かつみ よしあき)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

勝見先生

所属:保健福祉学部保健福祉学科人間福祉学コース 職位:准教授  学位:文学修士 

研究室:県立広島大学三原キャンパス4530号室

E-mail:katumi@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/seeadler

研究に関する自己PR

ステップファミリーの一員として育つ者が,その家族族関係をどのように認知しているか,ステップファミリーでの体験がその心理的発達にどのような影響を及ぼすのかについて,子どもの視点から明らかにしようとして研究しております。 

研究テーマ

ステップファミリーにおける家族関係の子どもの視点からの検討,ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの病跡学的検討,末期がん患者の心理,学生相談,社会考慮 

研究の特徴・内容

親子関係に関する心理学的研究は日本においても様々な視点から行なわれてきました。しかしそれらはほとんどの場合,血のつながりのある親子関係を前提として考えられてきています。増加しつつあるステップファミリーに特有の内的体験,関係のあり方を明らかにすることで, ステップファミリーの抱える諸問題への臨床心理学的援助に資する知見が得られると考えられます。それぞれのステップファミリーが新たな出会いから統合したものへと発展していく過程がどのようなものであるのか,それは離婚,再婚などを経験していない家族の体験するものとどのような差異があるのかについて,ステップファミリーの親および子どもへの面接調査により明らかにしていくことを目指しております。これまで,ステップファミリーの子どもとして育った成人に対して面接調査を行なったところ,生みの親に対する忠誠心の問題や自分が継親から邪魔者とみなされているという感覚,早期に親からの自立を目指す傾向,そして離婚した実の親から捨てられたと感じる傾向などが多くみとめられました。これらの傾向が個人の自己評価や基本的信頼感,そして対人関係のあり方に大きく影響を及ぼしていると考えられます。

論文リスト

    著書

      専門資格

      臨床心理士(登録番号06089),公認心理士(登録番号26553号)

      キーワード

      ステップファミリー


      所属別一覧